皆無 ページ36
『何だか章大くん久しぶりだね(笑)』
ライブハウスの近くにケーキが美味しいカフェがあるらしくて、そこまでのんびり歩く。
「ほんまやわー、、」
めっちゃ寂しかったわー、って章大くんが繋いだ手をブンブン振りながら拗ねてる。
「これからはちゃんと言うてな？」
『、、うん。ごめんね？』
「いや、謝ることちゃうし(苦笑)」
『だって怖かったもん(笑)』
あの日のベッドでの章大くんはちょっと怖かった。
「、、あれはあれで燃えたけどな、、」
『、、あほっ///！』
「いった(爆)」
私にポンッて体当たりしてきたから、私もドンッて体当たりし返した。
・
『、、美味し♪』
「可愛い♪」
『あつっ！』
「舐めたろか？」
熱々のグラタンを食べてる私の独り言に、章大くんがいちいち合いの手を入れてくる。
『黙って食べてよ(笑)』
「やってー、可愛いんやもん♪」
『もー、恥ずかしいから///(汗)』
絶対"どこがだよ"って回りの人は思ってるはず。
「Aに足らんのは自信やな(笑)」
『皆無です。』
足らないどころか全くないんですけど、、
「ふはっ！そういうとこ好き♪」
『、、ふふ(笑)』
もう何言っても無理みたい。
「ケーキは？」
『食べるっ！』
「大倉のおすすめが、、」
食後のデザートも食べて、帰りにコンビニで飲み物と別冊の少女マンガを買ってもらってライブハウスに戻った。
『、、あ。』
「ん？どしたん？」
『ううん、何でもない、、』
すでにライブを待ってる人達がいて、
その中にファミレスで揉めた女の子がいた。
「、、また隠し事？」
『、、だって、、行こ？』
まだ彼女たちはこっちに気付いてない。
後で話すから、って言って中に入ろうとしたけど、
「ここで言うて。」
『でも、、(汗)』
「何？」
章大くんが私と向き合って頑として動かなくて、、
女「あっ！章ちゃんだっ！」
キャーッ！って章大くんに気付いた女の子達が騒ぎだした。
女「てか、、あの女、、」
そして、もちろん私も目に留まるわけで、、
『章大くん、あの子達、、』
ファミレスで話しかけてきた子達だよ、ってちょっとまるく言ったら、
「、、アイツらが俺の敵か、、」
いつの間にか敵になってて、
『ファンの子達だよ(汗)！』
そんな事言ったらダメだよ！って、言い聞かせても、
「俺の大事なもんを傷付けるファンとか要らんし。」
『ちょ、、(汗)！』
そう言って私のほっぺたにキスしたから、
「キャーッ(泣)！」
今度は悲鳴が聞こえた。
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ひひ(プロフ) - 6章頑張ってください！楽しみにしてます(*^^*) (2018年8月9日 8時) (
レス) id: de5c215d05 (このIDを非表示/違反報告)
倉安LOVE - ６章首を長くして待っています。頑張ってください。(^-^ゞ (2018年8月8日 22時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あづくら(プロフ) - ６章頑張ってください！応援してます (2018年8月8日 11時) (レス) id: 27508a0b54 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぴろさん» よかったー(о´∀`о)6章がんばりますっ！！ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 倉安LOVEさん» あっという間に6章やわー(笑)１章完結のはずやったのにー(≧▽≦)ねー、平穏な日々を書けるよう努力します(^_^ゞ (2018年8月7日 18時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年6月22日 19時
