怒りのスイッチ(青side) ページ3
9時過ぎに会場に着いて準備する。
由奈「もうすっかり慣れたねー(笑)」
毎年説明会は俺、大倉、マルの３人で交代してやってる。
社長いわく、
「男前は何言っても説得力がある。」
らしい。
今回は俺と大倉と、アシスタントで由奈の３人。
大「Aちゃんはいつ来んの？」
『朝の部。』
由奈「社長は何て？」
『"お前がホレた子なら間違いない！"やって(笑)』
昨日社長に報告したら二つ返事でOKくれた。
由奈「、、そんな軽くていいの？」
『ええねん。Aの分の給料は俺が稼ぐから♪』
もしAがポンコツやとしても、俺がその分働くからええよ。
『ほい、これ。』
大「、、はぁ？何これ、、」
『Aのエントリーシート♪』
印鑑も出来たことやし、先に出しといたった。
由奈「俺様、、」
『♪〜』
準備を終えて少ししてから、リクルートスーツを着た男女がぞろぞろ入ってきた。
Aはまだみたい。
迷ってへんかな、とか、何かあったんかな、とか色々考えてたら、
大「大学どこ？」
大倉が、前に座ってる子らに話しかけてて、俺も気分紛らわすため、中身のない会話に参加した。
・
大「では、早速始めたいと思いまーす。」
大倉の声で、ざわざわしてた会場が静かになって、
『あ、おった(笑)』
一番後ろにちょこんて座って資料に目を通してる。
俺は後半担当やから、端っこでみんなの様子を見てたら、
『、、はぁ？アイツ何なん、、』
隣の男がAに近寄って、二人で筆談してる。
Aは困った感じで渋々ソイツとやり取りしてて、、
『そこの人、興味ないんやったら出て行ってくれへんかな？』
Aの肩に、近寄り過ぎたソイツの肩が触れたのが俺の怒りのスイッチを押して、反射的に声が出た。
俺は男の方にだけ言うたのに、
男「あ、、すみません(笑)」
A「すみません、、(汗)』
Aも謝った。
何かそれが癪に触って、
『コンパちゃうねん。出会い求めてんやったら他んとこ行ってくれる？』
キツいこと言うてもうた。
Aが泣きそうな顔なってて、今すぐごめんなって、嘘やで！って言うて抱きしめたいけど、説明会終わるまで我慢した。
やから、極力Aの方は見いへんようにして、
休憩中も我慢。
これ終わればAとのランチが待ってる。
今はツラいけど、それを糧に頑張った。
後半は、男の方もちゃんと真面目に聞いてて、
Aもおとなしくええ子でおってくれてる。
最後の方は何喋ったか覚えてへんわ(笑)
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ひよりん(プロフ) - たくあんさん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ(*´∀`)♪ (2018年5月18日 21時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ハチミツレモンさん» 章ちゃんにめいいっぱい甘やかしてもらいましょう(σ≧▽≦)σこっから書くのが楽しみだわー(///∇///) (2018年5月18日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ナナさん» お褒めコメント大好物ですっ(///∇///)ありがとうございます＼(^^)／４章もよろしくお願いいたします♪ (2018年5月18日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 葵さん» 応援ありがとうございます！頑張りますっ！！ (2018年5月18日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 海星さん» 嘘やん！応援ありがとー＼(^^)／頑張るっ！！ (2018年5月18日 21時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2018年4月27日 18時
