キス ページ44
麻「あたしも暇やから付いていってもいい？」
デートに付いてくるって言って聞かない。
大「マジ止めて。」
大倉さんが断ってくれたけど、、
麻「あの事言うで？」
大「、、だー！ムカつくー！」
『、、』
３人で出かけることになった。
案の定、
麻「忠義！あれ見て！」
大「はしゃぎすぎや(笑)」
『、、』
私が行きたいって言った海遊館。
端から見たら、完全に私はお邪魔虫で、
二人のビジュアルにみんな振り返ってる。
一緒にいるのが恥ずかしいから、反対側のイルカの水槽を見てたら、
『、、ふふっ、何で(笑)？』
一匹のイルカが私の前に来て、水槽をツンツン突いてきた。
横に動いても付いてきて、ひとりで遊んでたら、
大「何可愛いことしてんの(笑)」
大倉さんが、後ろから私の頭の横に手を付いてきた。
『あ、、イルカが///』
麻「へぇ、人懐こいんやなぁ、、」
麻衣子さんが私を退かせてイルカの前に立ったら、
大「ぶっ、、嫌われてるやん(笑)」
ふいっ！ってイルカがどこかへ行ってしまった。
麻「は、、おもんな、、」
それから麻衣子さんは不機嫌になってしまって、
麻「もー疲れた。帰る。」
大「ひとりで帰りやー。」
って言いながらも結局夕方には３人で帰宅した。
その夜もみんなお酒を飲んでて、
母「Aちゃん、お休み。」
今日も寝かされた。
大倉さんは、麻衣子さんと真面目な話をしてるみたいで、何も言わず寝ることにした。
・
『ん、、』
23時半、ふと目が覚めて隣を見たら大倉さんはまだ寝てなくて、
カーディガンを羽織ってリビングに行ったら、
麻「ねぇ、忠義、私のことまだ好き？」
立て付けが悪いのか、またドアが開いてて、
大「何でやねん(笑)」
中から二人の会話が聞こえてきた。
麻「離婚したホントの理由はな、、」
やっぱり忠義が好きだから、って麻衣子さんが言ったら、
大「無理、Aおるもん。」
大倉さんがそう言ってくれた。
けど、、
麻「体の相性は良かったやん、、」
大「ちょ、、止めろって、、ん、、」
『、、？』
そっとドアの隙間から中を覗いたら、
麻衣子さんが大倉さんにキスしてて、
大「、、」
大倉さんが、それに応えるように彼女の肩を抱いた。
『、、』
声が出そうになった口を両手で押さえて、
気付かれないように部屋に戻って布団に入った。
涙がボロボロ溢れて、止まらなくて、
いつの間にか寝てしまって、、
PiPiPi,,,
『、、』
やっぱり大倉さんは隣にいなかった。
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みみみ(プロフ) - はじめまして、溺愛彼氏を毎日少しずつ楽しみに読ませていただきました！他のお話も読みたいのでよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 3時) (
レス) id: 2c71289766 (このIDを非表示/違反報告)
heavenly0731nii(プロフ) - はじめまして。あなたが見えなくなるまでの作品から全部見ました！短編集も見たくて、、もしよろしければパスワード教えていただきたいです。 (2022年8月3日 8時) (レス) id: cd178a8cdf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - queserasseras19さん» メッセージさせていただきました。 (2022年7月10日 19時) (レス) id: 222226e292 (このIDを非表示/違反報告)
queserasseras19(プロフ) - めっちゃお気に入りです。パスワード教えて頂きたいです。 (2022年7月9日 14時) (レス) id: ce35d21d71 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50661号(プロフ) - はじめまして！溺愛彼氏、あなたが見えなくなるまで、すっごく大好きです。楽しみにしてます。あと、お時間がある時で大丈夫ですので短編集のパスワードを教えていただきたいです (2019年5月8日 14時) (レス) id: 64bdfac367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年7月15日 22時
