気持ち ページ5
家に帰ってすぐ携帯を見たら、
朝の10時から着信が何度もあって、
待ち受けに表示される最後のLINEの内容は、
ー ごめんな ー
のひとことだった。
既読を付けるのは何だか悔しいから、10件分のLINEは読まないことにした。
月曜日、私は早番で検査の準備をしてたら、
小石「おはよー。」
『、、おはようございます。』
小石さんが話し掛けてきた。
小石「昨日はごめんね？ホントに偶然会っただけなんだよ？」
『、、』
朝から泣きそう。
爽やかな笑顔で言われても、いつも大倉さんにベタベタしてるのを見てるから、
彼女が彼を好きなことくらい分かる。
小石「彼言ってた、気遣う、って。もうちょっと大人になろっか？」
あんなことしょっちゅうあるのに、いちいち傷付いてたら大変だよ？って諭されるけど、
『小石さんは、自分の彼氏が同じことしても許せますか？』
小石「許せるよ？」
『私は、、そんな理解ある大人にはなりたくないです。』
小石「、、好きにすれば？」
「おはよーございます、、どうしたの？」
相川さんが来て、小石さんが気まずそうに自分の席に戻っていった。
相川「なんかあった？」
『、、泣きそう、、』
相川「ぇ、、うそ！待って待って(汗)」
デスクの中からティッシュを取って、箱ごと私にくれた。
今日も朝から大倉さんは企画部の人達と話し合い。
小石さんは相変わらず大倉さんの隣でニコニコしてるけど、、
三嶋「お、彼氏変わったじゃん(笑)」
相川「ホント、硬派になってる(笑)」
『、、』
小石さんが大倉さんに触ろうとしたら、然り気無くかわしてたり、
無駄な笑顔も無くなって、真剣な顔してる。
クリーンルームは外と遮断されてるから、そこで検査しながら昨日あったことを二人に話したら、
相川「誤解だ、って言ってるんでしょ？」
三嶋「内容的にはヒドイ話だけどねー、、」
『これからこういうことがあったとして、受け入れられるか自信なくて、、』
お昼休憩、派遣の鈴野さんにも話したら、
鈴野「どっちにしても一度話さなきゃ。」
別れるにしても、付き合うにしても、自分の気持ちは伝えた方がいい、って。
相川「好きなんでしょ？」
『、、はい。』
三嶋「大丈夫！別れたらあたし達が全力で慰めてあげるから！」
鈴野「頑張れ！」
『、、はい。』
この１週間は、色んなこと考えた。
でも、毎朝３階に来る大倉さんを見ると、やっぱり好きの気持ちは変わらなくて、、
金曜日、大倉さんに気持ちを伝えることにした。
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みみみ(プロフ) - はじめまして、溺愛彼氏を毎日少しずつ楽しみに読ませていただきました！他のお話も読みたいのでよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 3時) (
レス) id: 2c71289766 (このIDを非表示/違反報告)
heavenly0731nii(プロフ) - はじめまして。あなたが見えなくなるまでの作品から全部見ました！短編集も見たくて、、もしよろしければパスワード教えていただきたいです。 (2022年8月3日 8時) (レス) id: cd178a8cdf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - queserasseras19さん» メッセージさせていただきました。 (2022年7月10日 19時) (レス) id: 222226e292 (このIDを非表示/違反報告)
queserasseras19(プロフ) - めっちゃお気に入りです。パスワード教えて頂きたいです。 (2022年7月9日 14時) (レス) id: ce35d21d71 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50661号(プロフ) - はじめまして！溺愛彼氏、あなたが見えなくなるまで、すっごく大好きです。楽しみにしてます。あと、お時間がある時で大丈夫ですので短編集のパスワードを教えていただきたいです (2019年5月8日 14時) (レス) id: 64bdfac367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年7月15日 22時
