年末 ページ36
文化祭が終わって、11月は穏やかな日々を過ごした。
週末はお泊まりして、また金曜日まで頑張る。
大「一緒に住む？」
大倉さんにずーっと言われてるけど、
今、料理の勉強中で、
『ちょっと待って(汗)』
「えー、そればっかやん、、」
のやり取りをいつもしてた(笑)
そして12月。
恋人達の12月。
いつものようにお昼ご飯を大倉さんと食べてたら、
「23日から１泊と、24日から１泊どっちがいい？」
『１泊？』
「おん、22日からでもええよ？」
『クリスマスじゃないし(笑)』
「アホやなぁ、キリスト教ちゃうもん。」
25日辺りでええねんって、ってユルい大倉さんは、私のためにホテルを取ってくれてるみたい。
「一応、全日押さえてるから、どこでもええで？」
『じゃあ、、23日！』
「りょーかい♪」
前後キャンセルしとくわ、って言って、急いで営業部に戻っていった。
年末は忙しいみたいだから、その日まで会えないって。
だから、私もその日を糧に仕事を頑張った。
その日の夜、
ー 23日、Aの実家行ってもいい？ ー
って大倉さんからLINEがきて、
(何か用事？)
って送り返したら、
♪〜
直接かかってきた。
『はい？』
「(ご挨拶行こうと思ってさ。)」
『なんの？』
「(年末年始、Aをうちの実家連れていくから、それの承諾と婚約のやつ？)」
『こ、、婚約(汗)！？』
別にすぐ結婚するわけじゃないけど、その方がこれから先色々めんどくさくないやろ？って。
やっぱ旅行とか行きたいやん？
いちいち許可もらってたらしんどいから、って。
『お母さんに聞いてみる。』
「(あ、あとな、、)」
うちの会社は29日からお休みで、
「(29日から２日にかけて実家行こうと思ってるから。)」
ご実家に部屋がいっぱいあるみたいで、そこに泊まるんだって。
『緊張してきた、、』
「(早いってー(笑)先クリスマスな(笑)？)」
ほなまた連絡しまーす♪って一方的に切られた。
『、、聞かなきゃ、、おかあさーん！』
母「まぁ、ご挨拶！？やったじゃない！」
お母さんに事情を話したら大喜び。
父「スーツがいいかな、、」
『分かんない(苦笑)』
お父さんも、大倉さんのことは認めてくれてる。
だって、日曜日の夜、私を送った時、
「遅くなってすみません、僕が寂しくて(笑)」
って必ず二人に挨拶してから帰るし、
たまにお土産も買ってきてくれたりするから。
父「大倉くんなら、Aを安心して任せられる。」
お父さんがそう言ってくれた。
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みみみ(プロフ) - はじめまして、溺愛彼氏を毎日少しずつ楽しみに読ませていただきました！他のお話も読みたいのでよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (4月13日 3時) (
レス) id: 2c71289766 (このIDを非表示/違反報告)
heavenly0731nii(プロフ) - はじめまして。あなたが見えなくなるまでの作品から全部見ました！短編集も見たくて、、もしよろしければパスワード教えていただきたいです。 (2022年8月3日 8時) (レス) id: cd178a8cdf (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - queserasseras19さん» メッセージさせていただきました。 (2022年7月10日 19時) (レス) id: 222226e292 (このIDを非表示/違反報告)
queserasseras19(プロフ) - めっちゃお気に入りです。パスワード教えて頂きたいです。 (2022年7月9日 14時) (レス) id: ce35d21d71 (このIDを非表示/違反報告)
名無し50661号(プロフ) - はじめまして！溺愛彼氏、あなたが見えなくなるまで、すっごく大好きです。楽しみにしてます。あと、お時間がある時で大丈夫ですので短編集のパスワードを教えていただきたいです (2019年5月8日 14時) (レス) id: 64bdfac367 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年7月15日 22時
