fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ6)

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早速ページ6

『おはようございます。』

秘書室に入ったら、まだエリちゃんは来てなくって、

ｴﾘ「おはよー。」

数分後に来た。

『今日会わなくって寂しかったー(T-T)』

ｴﾘ「ごめんごめん(笑)忠義のご両親が来ててね、、」

遅くまで接待してて少しだけ寝坊した、って。

『へぇ、、結婚式の時にご挨拶したくらいだな、、』

ｴﾘ「弟の嫁が大変でね(苦笑)」

最近男の子を産んで、跡継ぎが出来たって言って鼻高々なんだって。

『でも、気が楽だね(笑)』

ｴﾘ「、、」

『跡継ぎがもういるなら、女の子でもいいでしょ？』

おっきくなったら、女の子の方が買い物とか旅行とか一緒に行けるからね♪って言ったら、

ｴﾘ「、、確かに(笑)」

なるほど！って笑顔になった。

『お互い女の子だったら、４人で遊びに行くのが夢なんだ♪』

ｴﾘ「章ちゃんとこは？」

『章ちゃんとこのご両親は、どっちでもいいんだって。』

なんなら二人とも女の子がいい！って言ってるくらいだし。
章ちゃんもそこら辺はあんまり気にしてないし。

って話し込んでたら、

渋「おはよーさん。」

『おはよー。』

来月結婚するすばるくんが来た。

『もうすぐだね、結婚式！』

ｴﾘ「全日スイート、往復ファーストクラスでしょ？」

バーベキューの時、心春ちゃんが困りながらも嬉しそうに話してくれた。

渋「次いつ行けるか分からんしな(笑)」

こんな時くらい贅沢させたらな、って、

『男前だねー、、』

コーヒーを出しながら言ったら、

渋「悪いな、愛人は作る気ないねん。」

相変わらず、日本茶みたいにすすりながらしれっと言う。

ｴﾘ「残念残念。」

渋「おい、２回言うな。」

『船上パーティーの方も順調だよ♪』

あとは、招待する人数と、余興だけ決めたらOKで、

渋「心春がめっちゃ楽しみにしてた(笑)」

またリスト作っとくわ、って言って制作部に戻っていった。

『よし！仕事しよう！』

ｴﾘ「頑張ろ！」

切り替えて、デスクに向かったら、

RRR...

内線が鳴って、

『はい、秘書室です、、あー、、はい、お待ち下さい。』

ｴﾘ「どした？」

『岩見内装さん、親子で来てる。』

まだヒナちゃんは来てなくて、

『、、あ、ヒナちゃん？あのね、、』

携帯に連絡して、
受付で岩見さんが来てることを言ったら、

村(お、早速やな(笑))

応接室通しといて、って言われたから、

『迎えに行ってきます！』

ｴﾘ「了解！」

エリちゃんに二人分のコーヒーをお願いして、彼らを迎えに１階へ下りた。