fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ43)

今日:6 hit、昨日:23 hit、合計:1,359,169 hit

素晴らしいページ43

母「章大くん素敵///」

こらこらお母さん、、

兄「、、発言が若いな、、」

章「ふはっ！冗談ですやんかー(笑)！」

おじさんがやっと絞り出した言葉に、章ちゃんが食い気味に言った。

章「Aがこんなにいい子に育ったのは、おじさんおばさんはもちろん、ご親族が大事にしてくれはったからじゃないですか？」

な(^_^)！って、私に向ける笑顔が超怖い。

兄嫁「そうよ！こうやって集まっては、千尋と仲良く遊んでたものね(汗)！」

千尋「、、」

カオス、、

そんなギスギスした雰囲気に、

ピーンポーン♪

兄嫁「お寺さんかしら？」

お寺さんが来たみたい。

章「チッ、腹立つわ、、」

『章ちゃん(汗)！』

誰も聞こえてないだろうけど、慌てて章ちゃの口を塞いだ。

・

法要の終盤、

兄嫁「ねぇ、みんなのお茶とお昼ご飯、用意してきて。」

お昼ご飯は近くの仕出しのお店にお願いしてるらしくて、もうすぐ来るみたい。

母「はい。」

『私も行く。』

お母さんが立ち上がったから、私も立ち上がろうとしたら、

章「気い付けや？」

って私の頭をポンポン、ってしてくれた。

千尋「、、」

ヤバ、目が合った、、

サッと逸らしてお母さんに付いていく。

キッチンのところにあるドアから、

「まいどー！」

お昼ご飯が運ばれてきた。

店「15人分ですね。」

母「ご苦労様です。」

お母さんが受け取りのサインをして、小皿にお醤油とか天つゆを入れていく。

お仏壇のある部屋がザワザワしたから、

『お茶持っていってくるね！』

母「大丈夫？」

『うん、大丈夫！』

湯呑みと急須とお湯の入ったポットを持ってみんなのところへ。

ふすまを開けようとしたら、

章「ちょーちょー、アカンやん！」

『ビックリした(笑)』

バンッ！ってふすまが開いて、章ちゃんがすぐ全部持ってくれた。

兄嫁「それくらい大丈夫よ(笑)？」

章「僕が嫌なんです。僕のワガママなんですよねー(笑)」

すみません、って章ちゃんが言ったら、

寺「素晴らしい！」

お寺さんが、突然声をあげた。

兄嫁「ホント、出来た旦那さ、、」

寺「いやいや、素晴らしいのは彼の奥さんですよ(笑)」

お寺さんがお茶をグビッと飲み干して、

寺「旦那さんがこう思ってしまうほど、奥さんは中身も素晴らしい人間なんですよ！ほら、、」

キレイで可愛い魅力的な人でしょ？って、お寺さんが私を指差して誉めてくれる。

章「やって！」

『///』

何だか恥ずかしくなって、ご飯の用意をしにキッチンへ戻った。