fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ42)

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頑張ろ！ページ42

千尋「てか、車スゴいですね！」

外車だー♪って言いながら私を押し退けて、章ちゃんに至近距離で話しかけてる。

章「子供もうまれるからね(笑)」

章ちゃんがちょっと引き気味で体を反らせて、私の手を取って引き寄せた。

千尋「、、いつ生まれるんだっけ？」

千尋ちゃんが冷めた目で私を見てくる。

『８月頭だよ？』

千尋「ふーん、、全然母親っぽくないけど(笑)？」

鼻で笑われてちょっと凹んだ。

『、、はは。』

てか、とりあえず批判するんだよなぁ、、

母「母性なんてこれから生まれるものよ(笑)？」

父「千尋ちゃん、もうみんな揃ってる？」

千尋「あー、まだパラパラかな、、どうぞー。」

父「お邪魔します。」

お父さんとお母さんが話を逸らせてくれた。

章「行こ？」

『うん、、』

先行き不安がいっぱいだ、、

章「A？」

『ん？、、ふふっ(笑)』

章ちゃんが、一瞬キスしてくれて、

章「帰ったらいい子したるからな？」

『うん！』

頑張ろ！って励ましてくれた。

中に入ったら、親戚の人達が何人か来てて、おじさんを囲んで話してる。

父「兄さん、ただいま。」

兄「おー、お帰り、、お、Aの旦那か？」

父「そう、安田章大くん。」

章「こんにちは(^_^)」

兄嫁「まぁ、、カッコいい♪」

千尋「でしょ？Aもラッキーだよねー(笑)」

兄「Aは昔からあんまりパッとしなかったからなぁ、(笑)」

父「兄さん(汗)！」

何でかみんなイキイキしてるな、、

『、、はぁ(苦笑)』

マジムカつく、、ってやさぐれながら畳のへりに正座したら、

章「いやいや、死ぬほど頑張りましたよ(笑)？」

章ちゃんが、私の隣にピッタリくっついて座った。

千尋「Aが、でしょ？」

「僕ですわ。」

『章ちゃん、、』

結婚まで持っていくのにどんだけ頑張ったか、って染々話してる。

章「Aはとにかくモテますからね、、」

兄「Aは昔から何をしても千尋には勝てなかったんだがなぁ、、」

千尋「そうそう、彼氏もいたことなかったしね(笑)」

ダサかったもん、ってディスりが止まらなくって、親戚の人達もクスクス笑ってる。

父「兄さん！いい加減に、、」

お父さんがキレそうになった時、

章「俺にとってはA以外みんなブスですわ(笑)」

千尋「、、」

章「俺の人生にはAしか要らないんです。」

Aの敵は全力で潰すつもりですねん。

兄「、、」
千尋「、、」
兄嫁「、、」

章ちゃんがアイドルスマイルでヤバい発言をした。