fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ36)

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マルページ36

ｴﾘ「どうだった？」

『よく分かんない(笑)』

先が気になるけど、仕事もあるから戻ってきた。

30分後、

丸「ただいまっ！」

満面の笑顔で、私とエリちゃんにハイタッチを求めてきたから、反射的に二人とも応えた。

『いけました？』

丸「楽勝♪」

ｴﾘ「めっちゃ怒ってたのに？」

丸「ちゃんと話聞いたげて、1個ずつ問題解決していけば道は拓かれるのだよ？」

『はぁ、、』

そのすぐあとに亮くんがパソコンを持ってきた。

亮「初期化しといた。」

『ありがと。』

丸「亮ちん、やっぱすげぇなぁ。」

丸山さんが、いつもすばるくんが座ってるイスに腰かけて、亮くんを褒めてる。

亮「いや、でもまさかあそこであんなんしてるなんて想像できんかった(笑)」

マルが掘り下げてくれへんかったら契約切られてたわ、ってお互いを褒め称えてて、

『みんなスゴいんだねー、、』

ｴﾘ「チームワーク抜群なんだね(笑)」

亮「いや、今回はマルがおらんなアカンかった。」

色々勉強なったわ、って言って、亮くんは制作部へ帰っていった。

『、、』

ｴﾘ「てか、丸山さん、亮くんに"マル"って呼ばれてるの？」

丸「おん、俺めっちゃ先輩やねんけどなぁ(^_^)」

わはは、って全然気にしてないみたい。

『ホント、大きいなぁ、、』

お昼以降は何の問題もなく、

『丸山さん、おつかい行ってきます。』

郵便局とコーヒーが無くなりかけだから買いに行くって言ったら、

丸「俺も行こっかなぁ///」

ってモジモジしてる。

『やることなかったら、営業部戻りますか(笑)？』

丸「イヤ！今日は丸山社長やもん！」

『社長はおつかいには行かないけど、、』

ま、いっか！ってなって、二人で行くことにした。

１階に下りたら、

『お疲れ様です。』

大「お疲れさん、、て、マル何してん(笑)？」

丸「社長兼、ボディーガード兼、荷物持ち兼、ギャグ担当兼、、」

大「もーええ、もーええ(爆)」

兼任し過ぎやわ！って大倉さんが突っ込みながら爆笑しながらエレベーターへ乗っていった。

『大倉さんって、丸山さんのギャグに100%笑うよね(笑)』

丸「アイツは俺の心の支えで癒しやねん♪」

俺、アイツおらんなギャグ担当とっくに止めてた、って、、

『ギャグ担当、、だったんだ(笑)』

丸「おん、係長より重要！」

せーのーで！って立ち止まってやろうとするから、

『分かった分かった！』

必死で止めて、荷物持ちに専念してもらった丸山さんは、もしかしたら一番大きな人かもしれない。