fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ18)

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優しい愛ページ18

ピーンポーン♪

『ん、しょちゃ、、んー、だれか、、』

「無視無視。」

何度果てたか分からないけど、また大きな波が来そうになった時、誰かが来た。

ピンポンピンポンピンポン、、、

「だーっ！！うるっさい(怒)！」

章ちゃんが、激ギレしながらバスルームにあるインターホンの受話器を取った。

「はい？」

大「会社行こーぜ！」

大倉夫妻が迎えに来た。

章「いや、今いいとこ。邪魔せんとって。」

大「生々しいわ！止めろ(爆)ヒナちゃんが、、」

ヒナちゃんが、

「来ぉへんかったらAの出産俺も立ち会うぞ。」

って言ってたって。

章「、、マジで来そうやな、、」

大「先行ってるから、、」

あと一回で終わらせろよ、って大倉さんも生々しい言葉を残して行ってしまった。

『章ちゃん、、行こっか、、あ、、ん、、』

「くそ、、」

・

「あーぁ、、早く帰りたい、、」

準備を済ませて、会社に向かってるそばから、章ちゃんがそんな事言う。

『お酒いっぱいある、って言ってたよ？』

「酒よりAがいいー。」

さっきまでカッコよかったのに、
今は不貞腐れて超可愛い。

『可愛いね(笑)』

「うっさい。全然うれしないし。」

もう18時はとっくに過ぎてて、バレないようにそっと会場に入った。

のに、、

亮「A、遅い。」

亮くんが缶ビールを持って、私の肩を組んで絡んできた。

章「ベロベロやないか(笑)」

亮「やってー、、俺いつ章ちゃんに勝てんのー？」

章「子供の運動会で勝たなアカンねん。」

『、、』

それまでは譲らん、って章ちゃんが宣言した。

亮「俺も鍛えよっかなー、、」

『亮くん鍛え出したら危ないね(笑)』

章「鍛えてへんくてあの速さは化けもんやわ(笑)」

亮「ムカつくー、、」

何でそんなカッコええねん！って亮くんがやさぐれながら、華ちゃんのところに行ってしまった。

『、、お腹空いた。』

章「おいで。」

料理の並んでるテーブルに行って、残り少ない料理をかき集めてそばの席に座って食べてたら、

「お、来た来た(笑)」

大倉さんとエリちゃんが隣に座ってきた。

ｴﾘ「疲れてない？」

『うん、ちょっと眠たいけど(笑)』

大「ヤス、あんま無理させんなって(笑)」

章「させてへんし！超優しいし！」

『ちょ///』

大「そろそろ控えなアカンのとちゃうん？」

章「ゆっくりやったらええねんて。」

ｴﾘ「生々しくない(苦笑)」

打ち上げから帰ってきてからも、

「続き♪」

章ちゃんの優しい愛は止まらなかった。