fruit of our love (青) 〜追い恋 2nd〜 (6)

ふたりっきり ページ2

村「ほな、お疲れさん。」

午後18時に解散して、ようやく帰宅。

大「大将とこ行けへん？」

って、帰りしなに大倉さんに誘われて、荷物を置いてから一緒に行くことにした。

この２日間はお肉ばっかりだったから、
焼き魚定食を頼む。

『あー、、うまい。』

ｴﾘ「ねー、ほっこりする。」

章ちゃんと大倉さんは一品を頼んでお酒を飲んでる。

大「岩見修司どう出るかな(笑)」

章「休み明けに親父と二人で朝イチ土下座やろ(笑)？」

大「見たかったなー、、」

俺ら仕事してるから見れへんわ、って悔しがってる。

『あんまり土下座とか、見たくないよねー(苦笑)』

ｴﾘ「確かに(笑)」

章「あんなことするからやん(笑)」

アホやん、って鼻で笑いながらビールをクイッと飲んでる章ちゃんはカッコいい。

ｴﾘ「でも、みんなが私達の前に立って守ってくれたとき、マジでキュンてしたよね♪」

『したした！ヤバかった！』

大「エイトレンジャーやろ？」

章「赤の渋やんがリーダーなってまうで(笑)？」

絶対まとまらんやん、ってここにいないすばるくんがディスられてる。

大「俺緑やん！一番地味なポジションやん(爆)」

章「いやぁ、青も大概やで(笑)？」

飲も飲も！って二人でまた乾杯し直してた。

・

『じゃあ、また明後日！』

ｴﾘ「おやすみー。」

大倉夫妻とさよならして、

『あー、落ち着くー、、』

ソファーにゴロンてしてダラダラしてたら、

章「風呂入ろか？」

章ちゃんがバスルームに行こうとしたから、

『いいよ、私がやります！』

運転で疲れてる章ちゃんをソファーに座らせて、お風呂の準備をしてたら、

「なー、Aー？」

『んー？』

バスタオルを出してたら、章ちゃんがバスルームのドアにもたれかかって、

「明日ちょっと付き合ってほしいとこあんねんけど、、」

『うん、どこ？』

「三浦さんとこのお店行ってみてもいい？」

『行く！』

デートだ！って、ちょっと嬉しくなって、

♪〜

湯船に浸かって、章ちゃんに後ろから包まれて、ついでに幸せにも包まれながら鼻歌を歌ってたら、

「ご機嫌やんか(笑)」

『だってー、２日ぶりにふたりっきりだし、明日はデートだし！』

「何か欲しいもんある？」

『ないなぁ、、(笑)』

「ないんかいっ(笑)」

一緒に歩くだけでいいもん、って言ったら、

「欲ない子やわぁ、、」

って言いながら、私の首筋に章ちゃんか唇を這わせる。

「出よか、、」

って言われたけど、お互いベッドまで待てなかった。

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