fruit of our love (青) ～追い恋 2nd～ (6) (ページ1)

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桃ページ1

『来たー！道の駅！』

初日から楽しみにしてた道の駅。

今朝はエリちゃん達が早起きしてくれて、おにぎりとお味噌汁を作ってくれてた。

その後、だらだら用意してお昼前に出発。
13時頃道の駅に到着して、eightのみんなはお昼を食べてもテーブルでのんびり話してて、

女子は買い物タイム。

ｴﾘ「これ、確実にうまいよね！」

華「間違いないでしょ！」

心「皇室献上用だって！」

柚母「それ、うちも買う！」

醤油とかポン酢とか、無添加調味料がたくさんあったり、お菓子なんかも全部美味しそう。

「ご試食どうですか？」

お店の人が後ろから声を掛けてきた。
振り返ったら、桃がたくさん盛られてて、みずみずしくて美味しそう。

『いただきます！』

みんなも一緒に試食して、

心「うまっ！」
華「あまっ！」
ｴﾘ「やばっ！」

『一箱10個で5000円かぁ、、』

ちょっとお高いなぁ、って思ってたら、

柚母「分ける？」

『いいですねっ！』

ヒナちゃんと横山さんに聞いたら、

村「喧嘩売ってんのか？」
横「一人やし！４つとか多いし！」

って独り身の二人に拒否されたから、二箱買って一組４つずつ。

華「人数分、分けてくれますか(^_^)？」

店「、、はい///」

華ちゃんの笑顔にノックアウトされてるお店のお兄さん。
忙しそうだけど、5人分に分けてくれた。

『ありがとうございました！』

ちょっといっぱい買いすぎて、なかなか荷物が重たくなってしまった。

ｴﾘ「持てる？」

『うん、いける！』

せーのっ！って持ち上げようとした時、

章「呼びなさい、バカたれ。」

章ちゃんが後ろから私の手を掴んで、代わりに荷物を持ってくれた。

『ありがと！』

章「もう終わり？」

全部見た？って聞いてくれたから、

『、、ソフトクリーム。』

桃味のソフトクリームを食べてみたい、って言ったら、

章「何でこれ買う前に先食べへんのよー(笑)」

ほら行け！ってカウンターに促された。

無事桃味を買って、章ちゃんと二人で食べてたら、

村「俺、これでええわ。」

いっこちょーだい、ってヒナちゃんも、桃味を買ってた。

『横山さんは？』

村「意地でも要らんって。」

章「またムキになってんの(笑)？」

村「桃キライやし！やって(笑)」

『ほんと、愛されキャラだなぁ、、』

思いの外、この道の駅は居心地がよくて、男子は外の草原で寝転んだり、柚ちゃんはその回りを走り回ったりして大満喫。

みんなで来年も来ようって約束して、
夕方、ようやく家路に着いた。