オアシス ページ32
夕方、帰宅して夜ご飯を作り始めようとした時、
ピーンポーン♪
ドアのチャイムが鳴った。
章「はい?」
大「車みーせーてー。」
章「いーいーよー。」
『棒読み(爆)』
章「ちょっと行ってくるー。」
章ちゃんが車のキーを持って出ていった。
と思ったら、
エリ「お邪魔しまーす!」
両手に荷物を抱えたエリちゃんが入ってきた。
『どうしたの?』
エリ「ご飯買ってきた♪」
『うそ!やった!』
玉ねぎの皮を剥いて、半分に切っただけだから、ラップに巻いて冷蔵庫に戻した。
『お米いる?』
エリ「うん、お米だけいる!」
よっこいしょ、って足を広げてしゃがんで、シンクの下に置いてるお米を取ってたら、
エリ「そうやってると、お腹大きくなったの分かるね(笑)」
お米を入れたボールを、私の手からエリちゃんがスッと取り上げて洗ってくれる。
『うん、結構重たい(笑)』
シンクに掴まって、またよっこいしょ、って立ち上がる。
章ちゃんいると、こんなカッコできないけどね(苦笑)
お米だけじゃ味気ないから、お吸い物も作ってたら、
「ただいまー。」
章ちゃんと大倉さんが帰って来た。
エリ「どうだった?」
大「めちゃ快適やった!」
大倉さんが、俺らも子供出来たらワンボックスやなー、って言いながら、私とエリちゃんの間に入って手伝ってくれる。
章「腹減ったー。」
エリ「これ飲んでて。」
エリちゃんが、百貨店の袋からワインとチーズを取り出して、章ちゃんに渡してくれた。
『二人も飲む?』
大「もちろんや!」
って力説されたから、ワイングラスを3つ章ちゃんに渡した。
大「Aのもあんで?」
『、、?』
ワインが入ってた袋から、細長い桐の箱を大倉さんが取り出した。
大「幻のルビーロマン100%ジュース!」
エリ「ワインより高いからね(笑)?」
1本ずつにシリアルナンバーが付いてて、これは"No.24"って刻印されてる。
『いくら?』
章「やらしいこと聞きな(笑)」
章ちゃんが私の分のグラスも出しくれた。
買ってきたお惣菜をお皿に並べて、ご飯とお吸い物も用意して、
「「いっただっきまーす!」」
楽しい夜ご飯になった。
・
大「で、その従姉妹がヤバいん?」
『結婚式に来てたんだけどなぁ、、』
章「俺挨拶した?」
『してたよ(笑)?』
全然覚えてへんわ、って本気で覚えてないみたい。
エリ「意外と普通の人達なんじゃない?」
大「同感。」
あんまり気にすんな、って慰めてくれる二人は私の心のオアシスだ。
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かな(プロフ) - はい!( *) (2017年8月16日 20時) (レス) id: 5548af075c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - かなさん» うん、頑張る! (2017年8月14日 14時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 駄々漏れなのが良いです笑 頑張ってください(*^^*) (2017年8月14日 11時) (レス) id: 5548af075c (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 智恵にゃんさん» 行ってらーヽ(・∀・)ノそしていつもありがとー♪ (2017年8月13日 11時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - 気が漢字になっちゃった(ノ∀`)アチャー (2017年8月12日 22時) (レス) id: a441c25692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひよりん | 作成日時:2017年6月25日 1時