本気で ページ5
「Aってどんな子供やったん？」
『えー、普通(笑)』
実家に向かう車の中で、質問攻めにあう。
『高校まで実家で、専門学校は東京の女子寮に入ってて、、』
「じゃあ、幼稚園までは？」
『幼稚園は、両親が喧嘩してたことしか思い出せないな、、』
「、、そっか、、」
でも、お父さんと別れてからは二人で楽しくやって来た。
『小学生からは、片親だったけど楽しく過ごしてました。』
お母さんは、私が高校を卒業するまでお昼の仕事と、私が寝たあとに夜中の仕事もしてたけど。
「じゃあ今は昼だけ？」
『うん、一人だからのんびりやってるみたい(笑)』
さっきお母さんに連絡したら、お昼でお仕事終わるようにするって。
「へぇ、よかったやん(笑)」
『あ、でも中学の時はギャルの集団に目を付けられてた(笑)』
「マジで(爆)！？」
『私の着る服が気に入らなかったみたい。』
私の着てた服は、お母さんと雑誌を見て研究してて結構シンプルだったから、ギャルの子達とは全く真逆で、、
「お洒落すぎて目の敵にされてたんや(笑)」
『ってお母さんは言ってた(笑)でね、高校はね♪』
話が乗ってきて、楽しく話そうとしたら、
「はい、次恋愛事情言うて。」
『はぁ？』
「これ、一番大事な？」
はよ言え、って言うから、
『どこから？』
「じゃあ、中学から。」
実は初体験は中学２年生で、、
『初恋で、本気で好きな人だった。』
高校の卒業まで付き合ってて、、
「今日会ったらどうする？」
『、、久しぶり！って言う(笑)』
「再燃したらどうする？」
『ないない(笑)だって、、』
今は錦戸さんが好きだもん。
『その時は本気で好きで、本気で結婚したいと思ってたけどね、、』
私が東京に行くって言ったら、じゃあ別れよう、ってあっさり終わった。
『お父さんのお仕事を継ぐからここに残る、って。』
私は、今のこのアパレル会社に入りたかったから、遠距離になるし、遠距離恋愛する自信もなかったから、別れを選択した。
「ソイツは別れたくない、って言うて欲しかったんちゃうん？」
『だとしても、こうやって錦戸さんと出会うから、別れといて良かった(笑)』
「、、そんな可愛いこと言うなよ。」
『私、錦戸さんが思ってる以上に錦戸さんのこと好きですよ？』
「、、はいはいありがとう。」
『信じてない(爆)！』
返事が棒読みで、全然心がこもってなくて、
嫌がらせでワイパーを動かしてやったら、
「おま、止めろってー(爆)」
って爆笑してた。
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ひよりん(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！はい、何とか頑張ってみます(￣▽￣;) (2019年3月31日 11時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ききさん» わー！ありがとうございます(≧▽≦)ひよりんが荒んでるだけに、主人公ちゃんは最強に素敵な女の子にしております♪他の作品もよろしくお願いいたします！ (2018年7月17日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - 初めまして！！友達に勧められて読みに来たんですが最高すぎます！主人公ちゃんも可愛いし錦戸さんの甘やかし方がツボすぎます！！他の作品もこれからがんがん読みます(^^) (2018年7月17日 20時) (レス) id: eb101c6279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年3月16日 16時
