かなりのスキル ページ37
時間がきて、お店に入ろうとした時、
『いらっしゃいませ(^_^)』
お客様と重なったから、扉を開けて中へ促した。
客「ありがとう。」
大「いらっしゃいませ。」
中から大倉さんの声がして、お客様に付いたのを確認してからそっとお店のストックに入った。
『戻りました。』
慶一「お帰り。」
慶一さんはサブ店長で、大倉さんが巡回や会議の時は代わりにお店の責任者となる。
めっちゃおしゃれで男前だ。
このお店では、女性は私一人だけらしく、
慶一「なんか新鮮だわー♪」
ってニコニコしてる。
でも、売上を見たらまだゼロ。
慶一さんは焦ってる様子もなくって、こっちが少し不安になる。
大倉さんはさっきのお客様の接客中で、
でも、あんまり服を勧めてる感じもなくって、、
『慶一さん、まだゼロですね。』
慶一「だね(笑)」
困ったね、って言う顔は困ってないし。
しかも、
慶一「長くなりそうだから先にメシ行くわ。」
って、あっさり行ってしまった。
お店が違うとこうも違うものなのかな、、
それから当分の間、お客様の来店はなく、
ようやく大倉さんがお客様にスーツのジャケットを着せた。
『、、うそ、、』
そこからが凄かった。
大「A、これお決まりです。」
『はい。』
すごい勢いで決まっていく。
お直しに出すスーツは３着、
他にもシャツ、ネクタイ、普段着もかなりの量で、、
50万超え。
大「ありがとうございました。」
客「この子、新人？」
お客様が、私を見て大倉さんに聞いてて、
大「いや、異動なんですよ。山田です。」
大倉さんが私の背中を優しく押して、挨拶を促した。
『山田Aです。』
よろしくお願いします！って深くお辞儀したら、
客「へぇ、やっぱり女の子がいると華があるね(^_^)」
今度は山田さんに接客してもらおうかな、って言って帰られた。
大「さっき誉めてはったで(笑)？」
ドアを開けて先にお客様を入れるまでは普通だけど、そこからすこし間を置いてお店に入ったことに、
大「よく教育できてますね、やって！」
真鍋に感謝！って私の頭をガシガシッてした。
それからもお客さんは１時間に一人くらいのペースで、
大「ありがとうございました。」
でも、確実に10万以上落としていく。
慶一「どう？いけそう？」
『かなりのスキルが必要ですね、、』
大「そ！まずはスーツのサイズ直しから覚えていこか？」
大倉さんが私の肩を組んできて、
大「頑張ろな！」
って子犬みたいな笑顔で笑った。
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ひよりん(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！はい、何とか頑張ってみます(￣▽￣;) (2019年3月31日 11時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ききさん» わー！ありがとうございます(≧▽≦)ひよりんが荒んでるだけに、主人公ちゃんは最強に素敵な女の子にしております♪他の作品もよろしくお願いいたします！ (2018年7月17日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - 初めまして！！友達に勧められて読みに来たんですが最高すぎます！主人公ちゃんも可愛いし錦戸さんの甘やかし方がツボすぎます！！他の作品もこれからがんがん読みます(^^) (2018年7月17日 20時) (レス) id: eb101c6279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年3月16日 16時
