敵 ページ29
錦「サチやん！めっちゃ久しぶりやし！」
サチさんと言うらしい。
腕を組まれてるのに、特に気にせず喋ってるし
。
すでに疎外感。あー、泣きたい。
予約の時間までまだ少しあるみたいだから、
居酒屋さんの隣にあるコンビニで時間を潰そうと思って、そっと離れようとした時、
錦「あれ？Aは？あれ、何でサチやねん、、」
ｻﾁ「、、」
急に私を探しだして、、
どうやら、腕を組んでたのは私だと思ってたらしい。
錦「A！」
ちょっと強く呼ばれたから、
『はい、、』
ちょっと控えめに返事したら、
クルッて振り向いて、
錦「ちょー、掴まっとけや！」
って、私が怒られた。
『手を離したのは錦戸さんでしょ？』
錦「手離したら、どっかに掴まっとけや！」
なんて理不尽なんだ、、
『あほ、、』
腕をバシッと叩いたら、彼がその手を握って、
錦「俺の婚約者。A。」
って、紹介してくれた。
『山田Aです。』
だから、私も自己紹介して挨拶したら、
哲「初めまして！てか可愛い！何歳？」
『21歳です』
哲「亮、どこで捕まえたん？」
錦「うちの店に新入社員で入ってきてん。」
新人に手だしたん！？って突っ込まれてて、
錦「そう。」
ってあっさり肯定してる。
『もー、、その言い方イヤだ、、』
ｻﾁ「やば、標準語ウケる(笑)」
『、、』
錦「逆にAが大阪弁とか絶対イヤやわ。」
哲「関西弁の女の子は可愛いって言うやん。」
錦「無理。Aはこれでええねん。」
嬉しくて、ちょっと泣きそうになって、
錦戸さんの腕に顔を埋めて泣くのを堪えた。
哲「そろそろ入ろっか！」
予約の時間になって、ぞろぞろとお店に入って、
錦「ちょっとトイレ。」
待っといて、って、私を脇に立たせてトイレに入っていった。
ｻﾁ「私まだ亮のこと好きやねん、、」
後から入ってきたサチさんが、
私に向かって、私にだけ聞こえるように言ってきた。
『、、』
ｻﾁ「ま、宜しくね！」
ニコッて笑って、個室に入っていく。
錦「お待たせ！いくで。」
私の肩を抱き寄せて、私達も個室に入った。
そしたら、
哲「亮そこ。Aちゃんはその隣で。」
錦戸さんの隣にはサチさんが座ってて、、
目の前に座った哲也さんとサチさんがアイコンタクト取ってるのが分かった。
あ、この人達敵だ、って直感的に思った。
「「かんぱーい！」」
飲み会が始まってすぐ、
哲「亮、サチ綺麗になったと思わん？」
早速作戦が実行されたみたい。
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ひよりん(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます！はい、何とか頑張ってみます(￣▽￣;) (2019年3月31日 11時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - すごくキュンキュンしました！すごく良かったですまたこう言うの作ってください！ (2019年3月31日 1時) (レス) id: a5f044e3a9 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ききさん» わー！ありがとうございます(≧▽≦)ひよりんが荒んでるだけに、主人公ちゃんは最強に素敵な女の子にしております♪他の作品もよろしくお願いいたします！ (2018年7月17日 20時) (レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
きき(プロフ) - 初めまして！！友達に勧められて読みに来たんですが最高すぎます！主人公ちゃんも可愛いし錦戸さんの甘やかし方がツボすぎます！！他の作品もこれからがんがん読みます(^^) (2018年7月17日 20時) (レス) id: eb101c6279 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年3月16日 16時
