証明 ページ36
『いらっしゃいませ、いかがですか？』
とにかく錦戸さんと話さないように、お客様に声を掛けまくって、
少しでも接客時間を長引かせて、商品の提案をしまくってたら、
店長「山田さん、スゴいね(笑)」
入社して最高の個人売り上げとセット率をたたき出した。
錦戸さんは、いつの間にかどこかに行ってしまったみたい。
安心したような、残念なような、、
でも元気になってて良かったな、、
店長「じゃあ、メンテナンスしていってくれる？」
『はい。』
閉店後、店長はレジ閉めしてて、私はたたんだり掃除したりする。
そしたら、
「お疲れさん、店長、もう帰ってええよ。」
あと俺やっとくから、って錦戸さんが帰ってきた。
『、、』
店長「え、でも、、」
錦「今日彼女の誕生日なんやろ？」
早番だったのに、通しになってしまったらしい。
錦「はよ行ったりや(笑)」
店長「すみません！失礼します！」
ってダッシュで帰っていった。
『、、』
ボーゼンと店長を見送ってたら、
錦「やっと会えた。」
真後ろから声がして、思わず振り返ったら、
「ごめんな、、」
って優しく抱きしめられる。
『や、、仕事中だから(汗)』
「こっちのが大事やろ？」
『、、離して。怒ってるんだから、、』
「イヤや。」
久しぶりの大好きな声。
いつもより優しい声。
『ズルい、、ｸﾞｽｯ(泣)』
「リーダーの特権(笑)」
『元カノとキスしてた。』
「キスされた。」
『長かった。』
「しんどすぎて何が起こってるか分からんかった。」
すぐ帰らせたで？って私の顔を覗き込んできて、
『や、、だ、、』
キスしようとしてくるから、錦戸さんの体を押して、顔を逸らした。
「どうしたら許してくれんの？」
泣きそうな顔で、ちょっと拗ねた感じで言うから、
『分かんない、、自分でもどうしたらいいか分かんないもん、、』
「じゃあ、答え出したるわ。」
『、、？』
私を抱きしめてた腕をパッと離して、ストックに入って行った。
数秒後、
『え、、停電(汗)？』
お店の電気が全部消えて、シャッターも閉まってるから何も見えなくて、一生懸命目を凝らしてたら、
『きゃっ！！』
ふわって体が浮いて、後ろのテーブルに座らされた。
少しずつ目が慣れて、錦戸さんの顔がぼんやり見えてきた。
「Aの体は、もう俺しかアカンてこと証明したるわ、、」
『錦戸さん、、ここお店、、ん、、ふっ、、』
乱暴に唇を塞がれて、繋がって、
私は彼しかダメなんだって証明された。
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ひよりん(プロフ) - otakubo04さん» わー、、ありがとうございます(///∇///)はい、頭に入れておきますね、思い付いたら書かせてもらいます(≧▽≦) (2019年6月2日 21時) (
レス) id: ce87251b5c (このIDを非表示/違反報告)
otakubo04(プロフ) - こんにちは。たまたま読んだ作品にぐっとハマってしまいました。出来れば、続編か錦戸さんメインでの新作を期待します！^_^よろしくお願いします！ (2019年6月2日 19時) (レス) id: c5b0c741a6 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - さやさん» お誕生日おめでとーございます(^◇^)素敵な１日のきっかけになれて嬉しいです(///∇///)�⊂呂盍萃イ蠅泙后�！ (2017年3月16日 16時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» うん、頑張るー！書きたいの多過ぎて大変だわ(￣▽￣;) (2017年3月16日 16時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ゆうこさん» やっぱり、男の人はこうであって欲しいという願望、妄想です(￣▽￣;)ひよりんもゆうこちゃん好きー(*≧∀≦*)いつもありがとー！ (2017年3月16日 16時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年3月3日 13時
