30分 ページ49
『村上さん？』
「渋谷と横山もおるで？」
って渋谷さんの声が真横からした。
『うわっ、ビックリした、、』
横「見付かれへんかった？」
『、、はい、多分、、』
渋谷さんが、私の肩に腕を回してきて、
『ちょ、、近い(苦笑)』
渋「嘘やん、分かるん？」
『分かります(笑)』
村「すばる止めとけ、タツに殺されるぞ(笑)」
『どこに行くんですか？』
横「すぐ近く。」
渋「頑張ってるAちゃんに俺らからのプレゼント♪」
そう言ったきり、何も教えてくれなくて、
しばらく走ってから、ゆっくり車が停止した。
横「はい、失礼するでー。」
今度は横山さんに抱き上げられて、
どこかに連れていかれる。
ウィーン、って自動ドアが開く音がして、
横「あ、横山です、すみません。」
「お待ちしておりました、どうぞ。」
丁寧な男の人の声が聞こえて、エレベーターに乗ったみたい。
『耳がキーンてする(笑)』
横「鼻摘まんで耳抜きしとき(笑)」
ポーン♪って音が鳴って、ドアが開いた。
横「ちょっとここ座って？」
すぐそばのイスに座らされて、
横「病室のスリッパやねん(笑)」
って、優しく私にスリッパを履かせてくれた。
横「少ししか時間あげれんけど、、」
私の頭をポンポンってして、
横「大倉、30分なったら降りてこい。」
30分やぞ！って横山さんが言いながら、私から遠ざかっていった。
『、、大倉さん？』
立ち上がって手を伸ばしたら、
『あ、、』
その手を掴まれて、
引き寄せられて、
大好きな大倉さんに抱きしめられた。
『ここどこ？』
「俺らが初めてキスしたとこ(笑)」
覚えてる？って聞くけど、、
『スカイツリー？』
忘れるわけない。人生で初めてドキドキした日。
「正解。」
そう言ってキスしてくれる。
絡み合う舌は、ひとつになりそうなくらい溶け合って、
「A、、」
私を呼ぶ愛しい声に泣きそうになる。
『大倉さんも車に乗ってると思った(笑)』
「やってー、みんながロマンチックな方がええやろ、って言うから(笑)」
『嬉しい、、ありがと、、』
「明日明後日は来れんけど、、」
『うん、頑張れる！』
二人で抱き合ってたら、
♪〜
大倉さんの携帯が鳴って、
「、、タイムリミットです。」
『残念です(笑)』
大倉さんが私を抱っこして、
エレベーターではずっとキスしてくれて、
村「おい、ええ加減せぇ。」
病院の前でなかなか私を離さない大倉さんをみんなで説得して、何とかバレずに病室に帰ってこれた。
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ひよりん(プロフ) - ゆうりさん» ねー、こんなんされたいー(*≧∀≦*)って思いながら、ムフムフして書いてました(〃∇〃) (2017年4月12日 0時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 智恵にゃんさん» ひよりんも相変わらず書きながらキュンキュンした(笑) (2017年4月12日 0時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» ねー、丸ちゃんと横ちょに抱っこされたい(///∇///) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 思い出のスカイツリー貸し切りとかロマンティック(*≧∀≦*)主人公ちゃんはみんなに愛されてますね(*´ω｀*)新章移行楽しみにしてます(^-^) (2017年4月10日 10時) (レス) id: a5880118a3 (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - ひよりんさんおはようございます(^^)朝からキュンキュン補給ありがとうございます/(//∇//)/ (2017年4月10日 8時) (レス) id: b3c1d3dff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年2月7日 17時
