連れて帰りたい ページ43
目が覚めたら、ベッドにひとりで、、
『あれ、、行っちゃったのかな、、』
枕に顔を埋めて、ボーッとしてたら、
「おはよー。」
『、、行っちゃったかと思った、、』
大倉さんが缶コーヒーとパンを持って部屋に入ってきた。
「まだ7時やろ？」
昼前に帰ったらいけるねん。って、
椅子に座ってパンを食べてる。
看「おはようございます。」
看護師さんが、私のご飯を持ってきてくれた。
看「今日は１日かかるけど頑張ってね！」
って言ってすぐに出ていった。
大「うまそう、、」
『食べますか(笑)？』
「Aは？」
『それ食べる。』
大倉さんが食べてるクリームパンを指差したら、
「、、しゃあないなぁ、、♪」
って、一口かじったそれを私に渡してきた。
ベッドに座って、口一杯に頬張って美味しそうに食べてて、
『美味しい？』
「うっすい(笑)」
病院食は薄味だから、物足りないみたい(笑)
『ねぇ、、大倉さん？』
「んー？」
『あの子達どうなった？』
「、、おるよ。」
辞めさせる方向で話し合ってたけど、彼女達が泣きながら頭を下げて来たらしく、
「ペンションのオーナーが可哀想や、って言うてな(苦笑)」
一切関係者に関わらない条件で、留まってもらうことにしたって。
『そっか、、』
「大丈夫！ホンマに近寄ってこうへんようになったから(笑)」
安心して帰っておいで？って言われて少し安心した。
「メンバーが早くAに会いたいって。」
『うん、早く帰りたい！』
「よしよし、頑張りや？」
そろそろ行くわ、って言ったあと、少し間があったから、
『大倉さ、、ん、、』
名前を呼ぼうとしたら唇を塞がれた。
なかなか終わらなくて、私の頬に触れてる手に自分の手を重ねたら、
「連れて帰りたい。」
って言うの。
『、、ちゃんと帰るから、、うわっ(汗)！』
大倉さんが突然私を抱き上げて病室を出た。
個室のフロアは私しか使ってないみたいで誰もいない、、
『大倉さん？どこ行くの？』
「、、」
私を抱っこしたままエレベーターに乗って、
『寒い、、』
地下の駐車場まで一気に降りたみたい。
ひんやりした空気が肌に触れた。
ピッ！って音と、ガコンてロックの開いた音が鳴って、
彼が私を片手で支えて、車のドアを開けた。
そのまま私を持ち上げて車に乗せて、、
『大倉さん？』
何も言わないままドアを閉められて、数秒後、反対側から乗ってきて、ぎゅって抱きしめられた。
どうやら、彼の車の後部座席にいるみたいだ。
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ひよりん(プロフ) - ゆうりさん» ねー、こんなんされたいー(*≧∀≦*)って思いながら、ムフムフして書いてました(〃∇〃) (2017年4月12日 0時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 智恵にゃんさん» ひよりんも相変わらず書きながらキュンキュンした(笑) (2017年4月12日 0時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» ねー、丸ちゃんと横ちょに抱っこされたい(///∇///) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 思い出のスカイツリー貸し切りとかロマンティック(*≧∀≦*)主人公ちゃんはみんなに愛されてますね(*´ω｀*)新章移行楽しみにしてます(^-^) (2017年4月10日 10時) (レス) id: a5880118a3 (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - ひよりんさんおはようございます(^^)朝からキュンキュン補給ありがとうございます/(//∇//)/ (2017年4月10日 8時) (レス) id: b3c1d3dff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年2月7日 17時
