現実味 ページ38
大「竜之介、頼むで？」
竜「分かってる。ちゃんと連れてい、、」
大「ちゃうわ、、Aは俺のんやからな？」
竜「、、分かってるよ(笑)」
・
大倉さんが私を後部座席に乗せて、竜さんと何か話してるけど聞こえない、、
見えないから表情も分からないし、、
ボーッとして待ってたら、
ガチャッて、私の方のドアが開いて、
大「A、出来そうやったら連絡してきて？」
って言いながら、大倉さんが着てたカーディガンを私の膝に掛けてくれる。
『うん、分かった。ありがと。』
大「Aの毛布持ってこればよかったな(笑)」
『ホントだ(笑)』
車に乗せてる、大倉さんが私のために買ってくれたフカフカの毛布が恋しくなった。
大「気を付けて。」
『うん。』
握った私の手にキスして、優しくドアが閉まった。
竜「行くよ？」
『はい、お願いします。』
ゆっくり車が発進して、ペンションをあとにする。
竜「昨日と変わらない？」
『うん、、てゆうか、竜さんもうオフィシャル(笑)？』
男前になってる。
竜「ここで作っとかないと切り替えられないんだよ(笑)」
『ふふっ(笑)』
竜「、、仕事、どうする？」
キャンセルするつもりだけど、っていうから、
『今入ってるのは受けたいな、、』
竜「撮影はいいとしても、テレビはやめた方がいいかもな、、」
『竜さん、ごめんね。』
竜「謝るなよ、お前は悪くない。」
それから、竜さんが無言になって車内が静かになった。
外が見えないから少し車酔いしたみたい。
『竜さん、横になっていい？』
「寒くない？」
『うん、へーき。』
大倉さんのカーディガンを被って目をつぶる。
大好きな彼の匂いに包まれたら、すぐ眠れた。
・
竜「Aー、着いたぞ。」
『う、、ん、、』
竜「爆睡だな(笑)」
『おはよーございます、、』
車を降りたら、どこがどうか分からなくなって、
『、、怖い、、』
竜「掴まって。」
竜さんが私の手を取って、自分の腕に絡めた。
怖くて、ぎゅって抱き付いてゆっくり歩いてもらう。
竜「、、参った(苦笑)」
『ん？』
竜「いや、何もない。」
受付に行って、症状を伝えて、眼科の外待ちで座って待つ。
「小倉さーん。」
『はい、、』
看「Aちゃん？歩ける？」
『はい、、』
顔を斜めに向けて、見えるところで進路を確認する。
看「先生すぐ来るから。」
『すみません、、』
視力は、左目測定不能。
右目は、0.01以下。
数字で表されると一気に現実味が増した。
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ひよりん(プロフ) - ゆうりさん» ねー、こんなんされたいー(*≧∀≦*)って思いながら、ムフムフして書いてました(〃∇〃) (2017年4月12日 0時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 智恵にゃんさん» ひよりんも相変わらず書きながらキュンキュンした(笑) (2017年4月12日 0時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» ねー、丸ちゃんと横ちょに抱っこされたい(///∇///) (2017年4月11日 23時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆうり(プロフ) - 思い出のスカイツリー貸し切りとかロマンティック(*≧∀≦*)主人公ちゃんはみんなに愛されてますね(*´ω｀*)新章移行楽しみにしてます(^-^) (2017年4月10日 10時) (レス) id: a5880118a3 (このIDを非表示/違反報告)
智恵にゃん(プロフ) - ひよりんさんおはようございます(^^)朝からキュンキュン補給ありがとうございます/(//∇//)/ (2017年4月10日 8時) (レス) id: b3c1d3dff6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2017年2月7日 17時
