怖くない ページ31
『おはようございます。』
渋「お前、来んなよ、、」
12階に上がったら、すばるくんがいた。
『大丈夫だって(笑)』
コートを脱いでから、すぐ給湯室に行ってコーヒーを淹れる。
渋「無理せんでもええんとちゃう?」
『なるべく迷惑掛けないようにするから、、』
渋「ほっとけるわけないやん(笑)。」
ま、あんまり気張るなよ?ってすばるくんがコーヒーを飲んで制作部に戻っていった。
エリ「12階にいたら大丈夫でしょ?」
『まぁね、、』
あんなに気合い入れたのに、その日も次の日も会わなくて、
最終日の水曜日、
エリ「結局会うことなかったね(笑)」
『なんか、ホッとしたような、そうでないような、、あ!』
エリ「何よ(汗)!」
『今日の夜ご飯のレシピ忘れた!ちょっと取りに戻るから、帰ってて!』
レパートリーを増やすのに書き貯めてたレシピのファイル、デスクに置きっぱなしだ、、
エリ「一緒に行く!」
『いいよー(笑)』
エリ「だって、、」
『きっともう帰ってるでしょ?』
エリちゃんとバイバイして、小走りで会社に戻った。
ちょうど1階で留まってたエレベーターに乗って、12階まで止まらずに行けた。
カギを開けて、デスクまで行ったら、
『あ、あった♪』
「いた、、」
一瞬聞き逃しそうなか細い声が聞こえて、、
後ろを振り向いたら、
『、、』
「やっと二人になれた♪」
『、、お疲れ様です、、』
義次さんだ、、
「ずっと誰かといるからさぁ、、諦めようとしてたんだよね、、」
『何ですか?』
「いや、ただ喋りたいな、って思っただけだよ(笑)」
ゆっくり近寄って来るから、
『来ないでください!』
「何もしないって(爆)」
ビビりすぎ!って言ってどんどん近寄ってきて、、
「つーかまえた♪」
壁に追い詰められて、逃げ場がなくなった。
『、、』
「怖い?」
『、、』
「震えてる、可愛い♪じいさんも面食いだよな(笑)」
私の頬を手の甲で擦って、指先が私の唇を撫でる。
「お腹に赤ちゃんいるんでしょ?」
『、、』
「ダメになったら、あんたの旦那、泣くだろうなぁ(笑)」
『多分泣かないと思うよ?』
「はぁ?」
『だから泣かないって(笑)』
ちなみに怖くないから、って笑顔で言ったら、
「女の分際で調子乗ってんじゃねぇよっ!!」
彼が取り乱して私の胸ぐらを掴んだ。
章「調子乗ってんのはお前や。」
うん、全然怖くない。
だって、、
大「Aいけるか?」
『うん!』
エイトがいるもん(笑)
2693人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよりん(プロフ) - s01310516さん» はじめまして!コメントありがとうございます(≧▽≦)そう言ってもらえるのが何よりも励みになっております!自粛生活でなかなか最近は更新できませんが、頑張るのでよろしくお願いします(о´∀`о) (2020年5月12日 12時) (レス) id: 69917c725c (このIDを非表示/違反報告)
s01310516(プロフ) - こんばんは。初めてコメントかきます。いつもいつも楽しく読ませてもらっています。メンバーそれぞれの良い個性が出ていてひよりんさんの小説はどれも大好きです。私は章ちゃんのファンなので章ちゃんの良さがたくさん出てる小説をいつも楽しみにしています。 (2020年5月11日 22時) (レス) id: 0997574534 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - さっちゃんさん» いやいや、バレンタインですからね♪久々出た章ちゃんのキュンキュン(///∇///) (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 鈴華さん» ひよりんもー。どこおるー? (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - えりちゃさん» 狙ってなかったけど、まさかのリアルバレンタイン被り(笑) (2017年2月14日 7時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひよりん | 作成日時:2017年1月13日 6時