追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ20)

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臨時ページ20

ｴﾘ「おはよー！」

ギリギリにうちを出たから、エリちゃんは先に出社してた。

ｴﾘ「昨日、１階で大変だったんだって？」

『うん。大変だった(笑)』

ｴﾘ「亮くんは特殊だから普通の人は勝てないよ(笑)」

『世界一マイペースだからね、、』

しばらくして、

「おはよー。」

すばるくんが来たから、コーヒーを出す。

渋「プレゼン決まったなぁ。」

『ね、スゴいね！』

渋「寂しないん？」

『死にそうになったらエリちゃんち行って、大倉さんとエリちゃんの間で寝るから平気♪』

ｴﾘ「忠義にはソファーで寝てもらいます(笑)」

すばるくんがフフッて笑ながらコーヒーを飲んでて、、

渋「一緒に行ったらええやん。」

『ヒナちゃんがダメって言うし、、それに、、』

私がいても何にも出来ないし、、

渋「ヤスのモチベーションになるやん。」

『私がいなくても章ちゃんはちゃんとやるよ(笑)』

そんな人じゃないのはみんな知ってるでしょ？

渋「お前は健気で可愛いなぁ、、」

ごちそうさん、って私の頭をポンポンってして戻っていった。

『何あれ、、』

ｴﾘ「不気味(笑)」

入れ替わりでヒナちゃんが来て、

村「A、ちょっと来い。」

『はい、、』

何だろ？
エリちゃんを見たら、可愛く首をかしげてる。

『失礼しまーす。』

村「はい、これ目通して判子ちょうだい。」

渡された２枚の資料の項目に、

[臨時ボーナス]

って書いてあって、、

『いち、じゅう、ひゃく、せん、まん、じゅうまん、ひゃく、、は？』

村「樫本の契約と、ストームの契約に貢献したからな(笑)」

『、、いやいや(汗)』

かしモンには、お仕事ちょうだい、って言っただけだし、櫻井さんには偶然会っただけだし、、

村「お前がおらんな、どっちも無かったことや。」

この２つの契約は、この会社にとってかなりの業績につながる、って。

ま、棚ぼたやと思って貰っとき。
っていうような金額じゃなくって、、

『いいよー、、こんなに使えないもん、、』

村「ご両親に何かプレゼントするとかは？」

『、、有り難く、いただきます。』

村「かまへんかまへん(笑)」

認印をすぐ押して、ヒナちゃんに提出。

エリちゃんに言ったら、

ｴﾘ「章ちゃんと忠義と亮くんは更に上だよ(笑)」

やったじゃん！ってエリちゃんが喜んでくれたから、

『ボーナス入ったら、ご飯奢るね！』

ｴﾘ「やった！心春と華も誘お♪」

『よっしゃ！なんでもこーい！！』

棚ぼただけど、少し自信が付いた！