追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ19)

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甘いページ19

ギターは送ってもらうことにして、まだいる女子高生を素通りしてお店を出る。

『章ちゃん、女子高生が怖がってたよ？』

「えー、、知らんし(笑)」

すっかりいつもの章ちゃんに戻って、
今日は高級な焼き肉屋さん。

『プレゼンお疲れさまでした。』

「ありがとー。」

ビールを飲んでご満悦。

『余裕だった？』

「会社来たヤツ、アイツは結構ヤバかった(笑)」

『ふーん、でも亮くんが勝ったんだ、、』

「亮はスゴい(笑)」

ってプレゼンを思い出してるのか、フッて笑ってビールを飲み干した。

溶けるようなお肉を堪能して、お腹いっぱいでマンションに帰る。

「あー、久しぶりやー♪」

章ちゃんがお風呂で私を抱きしめる。

『食べすぎたからお腹出た(笑)』

「よう食べてたもんなぁ(笑)」

いい子いい子って、下っ腹をさすられる。

「こそばい(笑)！」

向かい合って章ちゃんの膝の上に座ってるから、私の方が少し目線が上になる。

「キスして、、」

私を見上げる章ちゃんが、私にしか見せない顔で、
見つめてくるから、

吸い寄せられるように唇を重ねた。

後頭部に章ちゃんの手がまわってきて、すぐに章ちゃんの色に染まっていく。

『ん、待って、、』

「イヤ、ずっとA甘やかしてないもん、、」

ここ最近は、寝てる私を無理やり起こしてばっかりだったから、って。

「明るいとこでAのええ顔見てないし♪」

『あ、、やぁ///』

私の弱いところを刺激して、私の反応を見て楽しんでる、、

「可愛い、、」

『ん、、ぁ、、』

明日も仕事なのに、、
止まりそうになくて、、

果ててはまたスタートラインに戻るの繰り返しで、

意識が飛びそうになるけど、、

「A、、まだ、、まだ足りへん、、」

『も、ムリだも、、(汗)』

背中を向けても後ろから繋がって、更に快感が増幅する。

『壊れちゃう、、』

「ええよ、壊れたらニューヨーク連れて行けるやん♪」

壊れてまえ、って余計に煽ってしまって、
自分の言葉に後悔した。

・

「Aー、起きやー。」

『、、今日はお休みする。』

「今日頑張ったら明日デートやん♪」

どこ行くか決めた？って聞くから、

『決めてない、、』

うそーん(笑)ってやたらとテンションが高い章ちゃんは、

『やっぱりサイボーグだ、、』

「そんな誉めんなってー♪」

寝かせてくれたのは朝の５時。
腰も痛いし、目も開かないし、、

でも、章ちゃんがニコニコしてるから、まいっか、ってなっちゃう私は相当章ちゃんに甘い。