追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ45)

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出会えて良かったページ45

華「じゃあ、ありがとうございました。」

『また明日ね！』

バイバーイ！って先に華ちゃんを降ろして、
私も送ってもらう。

『ごめんね、戻っちゃって、、』

渋「ええよ。時間も早いし。」

車の中は、おしゃれな音楽が流れてて、
会話は無くても結構居心地はいい。

「、、なぁ、A？」

『んー？』

「やすって甲斐性ある？」

『あるよ(笑)なんで？』

渋「いや、、俺ってどうなんかな、って、、」

『すばるくんはねぇ、大丈夫(笑)！』

だって、いざという時の決断力とか、
何だかんだでスッゴく優しいとか、、

『ドキッとすることしょっちゅうあるもん(笑)』

次はすばるくんだよ？って言ったら、

「お前に励まされるとはな(苦笑)」

『いつでもどうぞ♪』

「やかましいわ(笑)」

はよ帰れ、ってマンションの前で助手席のドアを開けてくれて、

『お休みなさい、』

「はい、お休み。」

私がエントランスにちゃんと入るまで見届けてから、帰っていった。

『ほら、超優しい(笑)』

エイトのメンバーはみんなそうだ。
みんな大事にしてくれるんだ。

何だか嬉しくて、鼻唄を歌いながら玄関のドアを開けたら、

『あれ(笑)？』

「お帰りー(^_^)」

章ちゃんが帰ってた！

『早いね♪』

「おん。明日朝から忙しいから帰って来た♪」

月曜日からまた頑張る、って言いながら、私の荷物を持ってくれた。

『いい匂いがする、、』

「お帰りー！もうすぐ出来るで♪」

『、、ただいま(笑)』

大倉さんがご飯を作ってくれてた。

『エリちゃんは？』

大「実家泊まるってー。」

寂しー(T-T)って泣き真似が可愛い。

クリームパスタを作ってくれて、

『「いただきまーす！」』

『うまー♪♪』

大「ちょー、ドレス着てみてや。」

『うん、いいよ！』

章「汚しなや(笑)」

お腹いっぱい食べたあと、借りてきたドレスを着て見せたら、

章「ええやん、めっちゃ可愛い♪」

大「こんなんが３人おるんやろ？やっば、、」

『これでバリバリ働くからね！』

明日は、介添人と、披露宴の受付と、二次会幹事と、友人代表挨拶。

『あー、、今から泣けてきた、、ｸﾞｽｯ』

大「はやっ(爆)！」

章「ちょー！涙がドレスに、、(汗)」

章ちゃんが、慌ててティッシュで拭いてくれた。

大「でもホンマ、このメンバーに出会えて良かったわ、、」

大倉さんが優しい顔で染々言うから、

『、、よきにはからえ。』

章「ちょっと違うな、、」

大「うっざ(爆)！」

だって、もっと泣いちゃうもん。