追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ38)

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高級車ページ38

４人でお茶してたらみんなが来て、
カフェが賑やかになる。

丸「お世話になりましたー。」

柚おいで、って丸山さんが手を出しても私に抱き付いて離れなくて、、

『いいですよ？帰るまで一緒にいるから、奥さんとゆっくりお茶してください(笑)』

丸「ホンマごめんなぁ(汗)」

奥「すみません、、」

心春ちゃんと華ちゃんと３人で柚ちゃんと遊ぶ。

メンバーはコーヒーを飲んでて、なんか、、

華「百貨店でこのメンツはヤバすぎない(笑)？」

お店の人やお客さん、カフェを通りすぎる人達までみんなエイトに注目してる。

心「恥ずかしいなぁ(苦笑)」

大倉さんとエリちゃんがいないからまだマシかな、、

あの二人のビジュアルが加わったらもっと大変なことになるから(笑)

亮「二次会、曲何するん？」

ミルクレープを食べながら、亮くんがみんなに聞いてる。

渋「愛でしたとか？」

横「おー、ええやん。」

『披露宴は？』

村「All is well」

章ちゃんが作曲して、みんなで詞を書いたって。

『あ、この前弾いてた曲？』

ここ最近ずっと弾いてたキレイな曲。
歌詞が無いからどんな曲なのか気になってた。

亮「華はもう完璧やで？」

華「吐くほど練習したもん(笑)」

『何々？練習？』

横「華がピアノ弾いて、7人で歌うねん。」

心「すごーい！」

『聴きたーい！』

心春ちゃんと私がテンション上がっちゃって、

章「じゃあ、今から合わせてみる(笑)？」

ちょうど大倉さん達もいないし、みんな予定もないから、って章ちゃんが言って、
みんなで会社に行くことになった。

柚ちゃんと奥さんは、タクシーで先に帰って、

高級車5台が連なって移動。

『フェラーリ、ポルシェ、ポルシェ、ベンツetc、、こっわ(苦笑)』

道行く人で、写メを撮ってる人もいる。

章「並ぶとヤバイな(笑)」

『一台でもヤバイよ(笑)？』

俺普通で良かったー♪って自覚してない章ちゃんの車も、なかなかの高級車だ。

あー、そういえば、、

今日は章ちゃんとあんまりベタベタ出来てないからちょっと寂しくなってくる。

聴きたいなんて言うんじゃなかったかな、、
なんてちょっとサイテーな思いも浮かんじゃったりして、
慌てて頭を振って邪念を消し去った。

章「何してんの(笑)？」

『邪念を取り払った。』

「なんじゃそりゃ(笑)」

ノールックで頭をポンポンってして、ふふって笑ってる章ちゃんをボーッと見てたら、

「そんな顔まだしたらアカン(笑)！」

って今度はバシッとはたかれた。