追いつけない恋 (青) ⑲ (ページ32)

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阻止ページ32

「Aー、終わったでー。」

章ちゃんが呼びに来てくれたついでに、たくさんのコメントを見せたら、

「へぇ、、(笑)」

ってちょっと嬉しそう。

『本気でカッコよかったもん♪』

章ちゃんに抱き付いたら、

「Aにカッコいいって言われたらちょっとテンション上がる♪」

ってデレデレしてた(笑)

まだ時間があるから、駅前のカフェでお茶していこうってなって、11人で大移動。

カフェのお姉さんもワタワタしてて、お客さんからも何だか注目を浴びたから、テラスに座ることにした。

お天気が良くポカポカ陽気。

村「いつも酒ばっかりやけど、たまにはこんな健全なお茶もええなぁ、、」

章「はよ彼女作りや。出掛けたらお茶タイムは必須になるで(笑)？」

大「そうそう、ランチよりケーキが大事みたいやわ(笑)」

村「、、まだええわ。」

ヒナちゃんが怖じ気づいてた。

そろそろ時間になって、電車で移動。

女子チームはそれぞれの相方と一緒にいて、
私は章ちゃんと手を繋ぐ。

何故なら、

村「女子が集まったらロクな事ないから、相方は責任もって管理するように。」

って言われたから。

でも、昨日のライブの章ちゃんがカッコよすぎて、離れたくないんだよねー♪

丸「Aちゃん、えらいご機嫌さんやん(笑)」

『えー、、そんな事ないですー♪』

章「きしょいわ(笑)」

何よその言い方！って突っ込まれるけど、
全然平気！

章ちゃんの腕を組んで、更に密着した。

横「ホンマ、可愛いなぁ(笑)」

うんうん、って優しく頷いてる横山さんが仏に見えた。

章「なんで拝んでんの？」

『あ、、つい、、』

横山さんに手を合わせてた。

横「かまへんかまへん。」

・

大学の最寄り駅に着いたら、

エイトだ！って少しざわついた。

みんなは特に気にしないで、サクサク歩いてる。

章ちゃんと亮くんが華ちゃんと私を挟んで歩く。

亮「A、昨日転けたん？」

『尻もちついた(笑)』

亮「ダサッ(笑)」

『華ちゃん、ちょっとどいて！』

華「(笑)」

章「止めとけ(笑)」

華ちゃん通り越して、亮くんを叩こうとしたら、章ちゃんに引っ張られて阻止された。

渋「おい、そこわちゃわちゃすんな。」

って後ろからすばるくんに怒られて、

『亮くんのせいだかんね！』

亮「俺ちゃうわっ(笑)！」

章「はいはい、もー、分かった(笑)！」

章ちゃんが私の肩を抱き寄せて、

章「いい子にしといて。」

って耳元で囁いたから、キュンてして素直に言うことを聞いてしまった。