弱い ページ41
数分後、
「A、帰るで。」
サッと現れて、私の手を握って歩き出す。
『、、』
車かな、、
右手に車のキーを持ってる。
けど、お互い喋らないから聞けない。
駐車場に下りるエレベーターが来て、ドアが開いたら、
『、、』
ﾋｶﾙ「あー、また会った♪」
マネージャーさんと二人でヒカルさんが乗ってた。
大「今日はありがとうね(^_^)」
二人でまた話し出して、私は無視。
手は握られたままで、私に背中を向けてる。
ヒカルさんが、私なんていないかのように大倉さんにベタベタ触ってて、、
止めてよ、、
触らないでよ、、
そんな意味も込めて、大倉さんの腕に抱き付いて、顔を埋めた。
ちょうど地下１階に着いて、
大「行くで？」
って私の頭を引き寄せてエレベーターを降りようとした時、
ﾋｶﾙ「やっぱカッコいいなぁ、忠義くん♪」
『、、』
ﾋｶﾙ「あたしにちょうだい？てか貰っていい？」
自信満々な彼女に、
『ダメ。大倉さんは私のだから。』
大「、、ふはっ(笑)」
『触らせてあげただけでも感謝してほしい。』
怖いから顔は見れないけど、
言いたいことは言えた。
ﾋｶﾙ「束縛ヤバくない？忠義くんも大変だねー(笑)？あたしだったら、、」
大「やっとヤキモチ妬いてくれたー♪」
大倉さんが私に抱き付いてきて、
大「A俺が他の女と喋ってても全然怒れへんし、、」
俺ばっかり嫉妬して心配やってん、って言い出した。
ﾋｶﾙ「忠義くん？」
大「という事で俺の悩みは解決したので、ヒカルちゃん、ありがとうね(^_^)」
ﾋｶﾙ「、、」
はい帰ろー♪って、ヒカルさんを置いてさっさと歩き出した。
車に乗ってからも、大倉さんはご機嫌で、
大「何か食べに行く？」
『帰る。』
大「怒るなってー(笑)」
『やだ、、』
私を抱き寄せて、キスしようとしてくるから、
胸を押して拒んだら、
大「ごめんて、、どうしたら許してくれる？」
ヒョイッて私を座ったまま抱き上げて、運転席の彼の膝の上に乗せられる。
『ちょ、、見えるよ(汗)』
大「ええよ、見えても、、」
Aのご機嫌の方が大事！ってどこまでもマイペース。
『分かった///分かったから、、』
大「あ、、見て、ヒカルちゃん(笑)」
パッて前を見たら、彼女が通りすぎるところで、、
大「隙あり♪」
クルッて私の頭を自分の方に向けてキスされる。
ズルい、、
そんな優しいの、許さないわけにはいかないじゃない、、
『ムカつく、、』
弱い私は簡単に許してしまった。
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ひよりん(プロフ) - わこさん» おー、、今コメントに気付きました(汗)！ごめんね？受験もうすぐだよね？頑張ってね！！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
わこ - 受験生なのにめっちゃ読んでます♪すんごいおもしろい！これからも頑張って！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: e8343f6434 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - やすだらーさん» たっちょんのヤキモチかぁ、、(*￣∇￣*)良いねぇ、、♪ (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 凛さん» そうそう、看護師さん優しくあってほしい。これひよりんの願望(*´ω｀*) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» そう、こっちも着実に二桁へ向かってます、、ヤバイよヤバイよ( ￣▽￣) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年11月20日 16時
