説得 ページ30
『おはようございます、、』
男「今度の映画、出るんでしょ？」
『えっと、、』
男「探偵のやつ。」
『あぁ、、オーディションは受けますけど、、』
誰か分からないけど、俳優さんかな、、
多分受かりません、って当たり障りなく答えたら、
男「でも、台本に小倉Aって書いてたよ？」
『台本？』
男「あぁ、俺その映画にヒロインの恋人役で出るんだよ。松木駿です。」
初めまして、って笑顔で言われた。
あぁ、どうりで顔が小さいわけだ。
『初めまして。てゆうか、ホントに(汗)？』
駿「うん。監督は使う気満々だよきっと(笑)」
竜「A、お待たせ、、あ、お世話になります。」
松木さんを見て、私にシャンパンを持たせて竜さんが挨拶してる。
駿「お疲れ様です。よかったらAちゃん相手しておきましょうか？」
色んな人に挨拶しなきゃでしょ？って竜さんに言ってて、
竜「いや、、あ、じゃあ５分だけ、、」
知り合いの監督さんがいたらしく、
すぐ戻る、って行ってしまった。
『いいんですか？』
駿「うん、いいのいいの、俺こういうとこ苦手だから(笑)」
そう言って、私の話し相手になってくれてて、、
駿「でね、その監督さんが、、」
『ホントですか(笑)？』
彼の話が面白くて気付かなかった。
フッと何気に前を見たら、
『あ、、』
大倉さんがこっちを見てて、、
竜「すみません、お待たせしました！」
竜さんが戻ってきて、松木さんにお礼して彼と離れる。
『竜さん、見つかった、、』
竜「あ、、(苦笑)」
まっすぐ私を見つめて、こっちに向かってくる。
相当不機嫌な様子で、、
竜「大倉、ここがどこか分かってるよな？」
竜さんが私の前に立ちはだかって、大倉さんを止めた。
大「聞いてへんけど？」
竜「急に決まったんだよ。」
男前が二人対峙してて、カッコいいなぁって他人事のように見てたら、
大「A、マンション帰っとけ。」
吐き捨てるように命令されて、
『あの、、』
竜「ダメだ。Aの仕事なんだよ。」
これから私を売り出していくのに必要だ、って。
大「売り出さんでええわ。俺が世話するから。」
竜「大倉、俺がちゃんと付いてるから、、」
説得するように大倉さんに話すけど、
大「さっきの男もそうやけど、そもそも竜之介も信用出来んけどな、、」
雲行きが怪しくなってきた。
『あの、、松木さんは竜さんが帰ってくる間、私に気を使って、、』
大「うるさい。お前は後や。」
完全に怒らせてしまった。
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ひよりん(プロフ) - わこさん» おー、、今コメントに気付きました(汗)！ごめんね？受験もうすぐだよね？頑張ってね！！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
わこ - 受験生なのにめっちゃ読んでます♪すんごいおもしろい！これからも頑張って！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: e8343f6434 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - やすだらーさん» たっちょんのヤキモチかぁ、、(*￣∇￣*)良いねぇ、、♪ (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 凛さん» そうそう、看護師さん優しくあってほしい。これひよりんの願望(*´ω｀*) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» そう、こっちも着実に二桁へ向かってます、、ヤバイよヤバイよ( ￣▽￣) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年11月20日 16時
