見せびらかす ページ20
竜「お疲れさま。」
よく頑張った、って珍しく誉めてくれる。
『お腹空いた(笑)』
竜「いいとこ連れていってあげる♪」
フフって笑ってて、何だか楽しそう。
『どこ？』
「着いてからのお楽しみ(笑)」
そう言ったまま教えてくれなくて、流れる景色を眺めてたら、ゆっくり車が停まった。
「到着！」
『、、？』
「あそこ見て(笑)」
竜さんの指先を辿ったら、
『あ、、』
道路を挟んだ向こう側に車にもたれてこっちを見てる大倉さんがいた。
「お疲れさま。明後日は関ジャニ∞の収録よ？」
藤沼さんが13時に迎えに来るから、って言ってから私を降ろして、
「今日の出来は最高でした！」
ってウインクして帰っていった。
「A！」
大倉さんに呼ばれて、自然とそっちに足が向く。
でも、
「ストップ！」
突然言われて動けないでいたら、
大倉さんが走ってきて、そのまま私を抱きしめた。
「アホ、轢かれたらどおすんねん！」
って怒るから、
『大人だから大丈夫です(笑)！』
って答えた。じゃあ、
「屁理屈言うな。」
ってまた理不尽なこと言われた(笑)
金曜日の夜はまだ人通りはあって、
大倉さんは目立つからバレちゃって指を差されたりしてて、、
『大倉さん目立ってる(笑)』
お構いなしにぎゅーって抱きしめるから、
私も彼の背中に腕を回して抱きしめ返す。
「Aは俺のやって、見せびらかしてんねん(笑)」
『羨ましがる人なんかいないって(笑)』
「おるよ、、お前が鈍感なだけや、、」
『腹立つー(笑)』
背中にまわした手で、彼のお尻を叩いた。
「どうやった？」
『予算の180%だって！』
「やるやん！」
ご褒美にうまいもん食べに行こ！って言って、
私の手を取って、横断歩道のない道路を横断した。
今日１日着てた服をそのまま着て来たから、
「やっば、丸見え♪」
『ちょっ///』
ミニスカートだから、完全に見えてしまった。
そしたら、
「Aがあんな大胆に見せるから、、」
『やだ、、お腹空いたからやだ(汗)！』
後部座席に移動させられて、完全にスイッチが入った大倉さんに求められる。
太ももの内側を撫でる手は、だんだん足の付け根に移動して、
「外からは見えへんから大丈夫♪」
外を歩く人達の楽しそうな声を聞きながら、
「こんなカッコ、俺の前以外ですんなよ？」
今日だけ特別に許したるわ、って言いながら私を揺らす。
『も、、キライ(泣)』
ご機嫌になった彼は、私を後部座席に寝かせたまま車を発進させた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2938人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「関ジャニ∞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよりん(プロフ) - わこさん» おー、、今コメントに気付きました(汗)！ごめんね？受験もうすぐだよね？頑張ってね！！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
わこ - 受験生なのにめっちゃ読んでます♪すんごいおもしろい！これからも頑張って！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: e8343f6434 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - やすだらーさん» たっちょんのヤキモチかぁ、、(*￣∇￣*)良いねぇ、、♪ (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 凛さん» そうそう、看護師さん優しくあってほしい。これひよりんの願望(*´ω｀*) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» そう、こっちも着実に二桁へ向かってます、、ヤバイよヤバイよ( ￣▽￣) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年11月20日 16時
