レッスン ページ1
竜「今日はみっちりレッスン受けてもらうからね？」
月曜日、レッスンを受けるモデル事務所へ向かう。
昨夜は、2時過ぎにリハーサルから帰って来た大倉さんに起こされて、
「A、、キスして、、」
それから５時くらいまで寝かせてくれなかった。
ボーッと流れる景色を眺めてたら、
竜「A？」
『はい？』
竜「あれ、見て(笑)」
竜さんが指差した方を見上げたら、
『マジか、、』
駅前のビルの壁面に掲げられた、私の特大看板。
竜「スッゲーいいじゃん！」
『何で今男になったんですか(笑)？』
竜「えー、、ちょっとホレそうになったから(笑)」
『うれしっ♪』
私じゃないみたいだ。
現実味がなくて、他人事みたいに眺めてた。
モデル事務所に着いて、元モデルの先生に歩き方、姿勢、座り方とか振る舞いを教え込まれる。
先生「あとはピンヒールに慣れることね。」
普通のヒールでのウォーキングは合格点をもらったけど、15センチ以上のはぎこちなくなってしまう。
先生「スタイルが良いから、こういうところを突き詰めればいいモデルになれるわよ(^_^)？」
『はい、ありがとうございます。』
スタイルがいいなんて言われたら、ちょっとテンション上がる。
気分よくレッスンを終えて、お昼ご飯の後、今度はトークのレッスンだって。
これは事務所に帰って、ミーティングルームでするって。
先生「最近楽しかったことは？」
『ディズニーシーに行ったことです。』
先生「で？」
『え、、スイートルームに泊まった！』
先生「おもんな！！」
『え(汗)』
先生「ただの自慢話やん！全然おもろないわ！」
先生は女芸人さん。
先生「ええ女が自慢話しても、誰も共感してくれへんねんで？」
『はぁ、、』
先生「嘘でも、めっちゃ転けて海に落ちましたぐらいの話せんな。」
『それはダメだって(笑)』
先生「ちゃうねん！そこでな、司会の人が突っ込んでくれたらこっちのもんや！」
『なるほど。』
１時間程スパルタレッスンを受けて、身も心もボロボロになった。
『ムズカシイ、、』
ソファーの背にもたれて凹んでたら、
「あ、、」
『、、あ、お疲れ様です。』
アリスさんが入り口に立ってて、
思わず立ち上がって挨拶した。
ｱﾘｽ「こんにち、、」
竜「A、仕事入ったわよ！」
彼女の後ろから竜さんが声を掛けてきたから、
『はい、行きます！』
気まずくて、返事してすぐ彼女に頭を下げて隣をすり抜けようとしたら、
彼女に腕を掴まれた。
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ひよりん(プロフ) - わこさん» おー、、今コメントに気付きました(汗)！ごめんね？受験もうすぐだよね？頑張ってね！！ (2017年2月6日 21時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
わこ - 受験生なのにめっちゃ読んでます♪すんごいおもしろい！これからも頑張って！ (2017年1月5日 23時) (レス) id: e8343f6434 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - やすだらーさん» たっちょんのヤキモチかぁ、、(*￣∇￣*)良いねぇ、、♪ (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 凛さん» そうそう、看護師さん優しくあってほしい。これひよりんの願望(*´ω｀*) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» そう、こっちも着実に二桁へ向かってます、、ヤバイよヤバイよ( ￣▽￣) (2016年12月17日 20時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年11月20日 16時
