弱かった ページ36
鈴木さんとの話をぶった切ったから、彼女が困惑してる。
『いいよ、お店見とくから(笑)』
章「終わったやろ？」
ありがとー。って、余りにもあっさり別れようとするから、
鈴「ねぇ！同窓会しよう、って話が出てて、、」
章「へぇ。行けたら行くわ。」
私の手を繋いで、お鍋を２つ持って振り返らないで答える。
鈴「案内状出すから、連絡先教えてくれる(汗)？」
慌てた様子で携帯を取り出した彼女に、
章「あー、実家送っといて？」
両手塞がってるからムリー(笑)って教える気が全く無いみたい。
鈴木さんと章ちゃんの温度差が激しくて、関係ない私がドキドキする(汗)
鈴「私は、、今でも安田くんはずっと特別だと思ってる。」
ピタッと、章ちゃんが歩くのをやめて、
章「俺もあの時は好きやった。でも、、」
今はそうじゃない、ってまっすぐ彼女に向き合って答えてる。
鈴「、、そっか、、」
案内状はご実家に送ります、って言って、お店に帰っていった。
『初めての彼女？』
「おん。」
『いいの？』
「何が？」
あ、ちょっとイライラしてる。
『いや、、いいです。』
あー、来なきゃよかったなー、なんて思ってたら、
「女の子の初めて、って大切な思い出かもしれんけど、、」
私の手をギュッて握りしめて、
「男って、初めてなんかどうでもええんやで？」
『、、は？』
もー、童○なんて捨てたくて捨てたくてしゃあなかったわー、ってケラケラ笑う。
途中、カフェに入って、ケーキセットを食べながら、
「俺にとっては、Aの初めてを貰った日が何より大切♪」
って、コーヒーを飲みながら爽やかにそんなこと言うから、
『身も蓋もないね(苦笑)』
「そんなことよりさぁ、、」
『ん？』
「Aが幼稚園の時、俺がめっちゃ怒鳴ったん覚えてる？」
って、私がさっき思い出したことを聞いてきたから、
『めっちゃ覚えてる(笑)』
「今暴露するけどさぁ、、」
『鈴木さんと、、でしょ？』
「ほんま、、Aが入って来そうなって焦った(笑)」
『多分、現場を見ても分からなかったと思うよ(笑)？』
「見られるとかより、、」
Aに嫌われたらどうしよ、って思ったって。
「あの後全然チューしてくれへんかったやん？あれ、ホンマ凹んだもん。」
私が帰った後も悩んでたらしくて、翌朝、何事もなかったようにキスしてくる私にホッとしたって。
「Aには昔から弱かった(笑)」
って、なぜか鈴木さんじゃなくて私の事を思い出して懐かしんでた。
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ひよりん(プロフ) - な お ?さん» 初コメントありがとうございます(*≧∀≦*)番外編考えてまーす！好きになってくれてありがとー(///∇///) (2016年11月27日 8時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
な お ?(プロフ) - 初コメント失礼します…追い恋終わってほしくないです…！本当にこの話大好きなので、続編とか番外編とかしてください（；＿；） (2016年11月25日 20時) (レス) id: f555273a16 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - クララさん» あーん(T-T)番外編もあるよーヽ(・∀・)ノ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 大倉忠子さん» うおー、ウェルカム青eighter＼(^o^)／特別なものにしてくれてありがとうございます。いつまでも読んでもらえるように頑張ります！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 式部さん» よかったよかった♪うんうん、頑張るっ！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年10月22日 19時
