デート ページ33
章「渋やん、近くの駅で降ろして？」
渋「りょーかい。」
章ちゃんが突然そう言い出して、
最寄りの駅で、二人で降りた。
『どっか行くの？』
「ちょっとデートしよっかな、って思って♪」
『ホントに！？』
こうやってお出掛けするのは久しぶりかも、、
お買い物しようってなって、おしゃれな街に移動する。
手を繋いでホームに立つ。
電車も久しぶりだ。
『へへっ♪』
章ちゃんの腕に抱き付いて、ベタベタしてみる。
「何よー、可愛いなぁ(笑)」
何買う？って言いながら、私を覗き込むから、
『お鍋！』
「は？」
『あの、何でも出来るやつ！』
「いや、分からん分からん(笑)」
この前CMでやってた、圧力鍋。
煮物とか、カレーとか、短時間で出来るから、
残業しちゃったりしても大丈夫なやつ。
この前、今から行く駅の近くにショップがオープンしたって言ってて、
『エリちゃんと行こう、って言ってたんだけどね、、』
「じゃあ、２つ買って帰ろか？」
『重くないかな、、』
無理やったら送ってもらお？って言ってくれて、エリちゃんの分も買うことにした。
出来たばかりのお店は結構混雑してる。
「スゴい人気やなぁ(苦笑)」
『外で待ってる？』
ここまで来て帰るのは嫌だから、是が非でもゲットしたい。
「いや、行く！」
章ちゃんが覚悟して、私の手を引いてお店に入った。
お目当ての圧力鍋のコーナーに着いて、何色にするか悩んでたら、、
「、、安田くん？」
二人で声のする方を見たら、
スーツを着て、「鈴木」ってネームを下げたキレイな女の人が立ってて、、
章「、、鈴木？」
鈴「覚えてくれてた(笑)？」
おー、久しぶりやん！って二人とも久しぶりの再会の様子。
鈴「あれ？この方は？」
章「嫁のA。」
『こんにちは(^_^)』
鈴「、、もしかして幼馴染みの！？」
あれ、何かスゴいビックリしてる、、
鈴「、、初めまして。安田くんとは中学の時の同級なの。」
数秒、間があったけど大人な対応をしてくれたみたい。
『あ、じゃあ、私の先輩ですね。』
よろしくお願いします。って挨拶したけど、
鈴「圧力鍋？」
って章ちゃんにばっかり話し掛けてて、
いやいや、普通料理するのって私でしょ？って思ったけど、久しぶりみたいだし、少し様子を見守った。
章「そー。Aが欲しいって言うから。」
な？って私に笑顔で聞いてきたから、
『うん。』
って答えて、鈴木さんの方をチラッと見たら、
何だか複雑そうな顔してた。
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ひよりん(プロフ) - な お ?さん» 初コメントありがとうございます(*≧∀≦*)番外編考えてまーす！好きになってくれてありがとー(///∇///) (2016年11月27日 8時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
な お ?(プロフ) - 初コメント失礼します…追い恋終わってほしくないです…！本当にこの話大好きなので、続編とか番外編とかしてください（；＿；） (2016年11月25日 20時) (レス) id: f555273a16 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - クララさん» あーん(T-T)番外編もあるよーヽ(・∀・)ノ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 大倉忠子さん» うおー、ウェルカム青eighter＼(^o^)／特別なものにしてくれてありがとうございます。いつまでも読んでもらえるように頑張ります！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 式部さん» よかったよかった♪うんうん、頑張るっ！！ (2016年11月23日 19時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年10月22日 19時
