自慢気 ページ48
『あんなこと言っていいの？』
大「何が？」
一緒に住んでるのバレない？って聞いたら、
亮「アホやなぁ、テレビにはカット、編集という素晴らしい技術があるんやで？」
『、、知ってるけど、、』
大「まぁ、ええやん。スタッフさんもええの録れた！って言うてんねんから♪」
二人とも全く気にしてないみたい。
(誰かが潰してくれるんじゃない？)
ファンの子が言ってたのを思い出す。
潰すってどういうことだろ、、
『、、』
大学時代のいじめられてたことを思い出した。
講義以外ではいつもビクビクしてた。
また、あの日みたいなのが続くのかな、、
ロケバスの窓から外を眺める。
テレビ局の側を通ったら、ちょうど次の収録のお客さんが入っていくところだった。
大「どしたん？」
『え？ううん、何でもない(^_^)』
亮「嘘つけ(笑)」
大「俺と亮ちゃん誤魔化せれへんで？」
『ホントに！何でもないから(笑)』
そうだよ、あの時も覚悟したんだ。
彼といられるなら我慢できるって。
テレビ局の地下駐車場に着いて、スタジオに向かう。
楽屋のあるフロアで降りて、みんなのいる部屋に向かうけど、、
『ちょっと、おトイレ行ってきます。』
亮「おん。楽屋間違えなや？」
『はい(笑)』
二人と別れて女子トイレに入る。
『はぁ、、疲れる、、』
ちょっとボーッとしたあと、
『よし！』
気持ちを切り替えて、廊下に出たら、
『大倉さん、、』
彼が壁にもたれてた。
大「ちょっとおいで？」
手を引っ張られて、使われてない楽屋に入った。
『大倉さん、収録は？』
「30分位おしてるねん。」
よいしょ、って鏡の前の少し高めの机に座らされて、彼と目線が同じになる。
『、、どうしたの(笑)？』
「いや、、二人になりたいな、って思って♪」
優しくキスする大倉さんの舌を受け入れた。
セーターの裾から大倉さんの大きな手が入ってきて、、
『あ、、もー、ダメだって(汗)』
「少しだけ(笑)」
ブラのホックをはずされた。
背中にあった彼の手が、前に移って私の胸を覆う。
「あ、、ん、やぁ(汗)」
唇から首筋にかけて彼のキスが移動する。
「やじゃないやろ？」
私のジーパンのボタンに彼の手が掛かったとき、
「大倉ー！いくぞー！」
廊下に村上さんの声が響き渡った。
「だーっ！何やねん！」
もー、って言いながら、ブラのホックを着けてて、ちゃんと脇から寄せてキチンと直してくれた彼が、
「Aのお世話出来るねん！」
って自慢気に笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2736人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひよりん(プロフ) - さゆりんさん» こちらこそ、勉強忙しいのにありがとーさ (2016年10月27日 18時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - さっちゃんさん» 溢れすぎてヤバいね、、書きながらニヤニヤしてまうー(*≧∀≦*) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» たっちょんと亮くんコンビは特にユルいからね(笑)あの雰囲気は好きやわー(〃∇〃) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - すばちゃんさん» 責任も何もなく自由でしたからねー(笑)ほんと、大学時代なつかしいですー(*￣∇￣*) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぱるさん» ひよりんもー♪我慢できるー(///∇///) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年10月1日 22時
