焦るな ページ5
７時までの診療所はまだ明るくて、数人の人が待ち合いで座ってる。
『こんばんは。』
「あら、Aちゃん、いらっしゃい(^_^)」
ちょっと待っててね、って山中さんが奥に入って行った。
数分後、
山中「あと一人だから、リビングで待ってて、って。」
『すみません、ありがとうございます(^_^)』
山中「お仕事どう？」
『あぁ、、はい、やっと慣れてきました。』
山中「Aちゃんにはピッタリのお仕事よね！」
何だか居たたまれなくなって、じゃあ、ってリビングに向かった。
ボーッと待ってたら、
「おー、どうした？」
叔父さんが白衣を着たまま来た。
『うん、ちょっと、、どうしてるかな、って、、』
「何があった？死にそうな顔してるじゃないか(笑)」
『うん、、あのね、、』
叔父さんに、これまでの経緯を話した。
話してるうちに、涙が出てきて、、
「嫉妬の塊だな(笑)」
そんなクソ病院辞めてやれよ、って勝手なこと言う。
「お前の仕事は、そこじゃなくても出来るだろ？」
『でも、、まだ、経験が浅いから他のところも採ってくれるかどうか、、』
そう、まだ半年程度の経験で、誰が採用してくれるんだろう、、
「A？」
『、、なに？』
「焦るな。時間はたっぷりある。」
『無いよ、、こうしてる間にどんどん情報は更新されていって、付いていけなくなる、、』
「これを機会にゆっくりしろよ。また戻れるんだろ？」
ううん、戻れないよ。
私から退職するのをきっと待ってるんだ。
「大倉くんと結婚するとか(笑)？」
『こんな情けない理由で？』
そんなのきっと呆れられる、、
「どうしたい？」
『わからない、、』
叔父さんが、ふふって笑いながら、
「まぁ、のんびり行こうや。生活費くらい何とかなるよ。」
メシ行くか？って私の頭をポンポンってして、
着替えに行った。
ご飯を食べたあと、叔父さんに送ってもらった。
「大倉くんには言っとけよ？」
『、、はい。』
そう言って帰っていった。
けど、言うタイミングが分からない、、
次の日からバイトを探し始めた。
駅の近くの飲食店とか、事務とか、、
でもやっぱり病院での仕事がしたくて探すけど、この時期は全くと言っていいほど求人がない。
気持ちだけが焦って何も出来ないまま、
金曜日になった。
大倉さんの空気を早く感じたくて、まだお昼だけど、彼のマンションに向かう。
玄関を開けて、リビングに入ったら、
[プリンあるよ♪]
っていう置き手紙に、涙がこぼれた。
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ひよりん(プロフ) - さゆりんさん» こちらこそ、勉強忙しいのにありがとーさ (2016年10月27日 18時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - さっちゃんさん» 溢れすぎてヤバいね、、書きながらニヤニヤしてまうー(*≧∀≦*) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» たっちょんと亮くんコンビは特にユルいからね(笑)あの雰囲気は好きやわー(〃∇〃) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - すばちゃんさん» 責任も何もなく自由でしたからねー(笑)ほんと、大学時代なつかしいですー(*￣∇￣*) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ぱるさん» ひよりんもー♪我慢できるー(///∇///) (2016年10月27日 18時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年10月1日 22時
