眠れる虎 ページ49
窪田ファミリーはすっかり大人しくなって、バーベキューも終わりに近づいてきた。
心春ちゃんとミクさんとナミさんと私はゴミを分別したりして、
男の人達は、網を洗ったり炭を消したり大仕事をしてくれる。
心「去年は全部私達がやってたんだよ(笑)」
嬉しー、ってニコニコしてるけど、これが普通だからね、、
章ちゃんはテントを畳んでて、三女さんにやたら絡まれてる。
でも、珍しく章ちゃんも笑ってて、
心「Aちゃん、大丈夫？」
『じゃなーい(T-T)』
三女さんは一番下なだけあって、自由奔放でキレイだ。
だから、少し妬けちゃう。
男「旦那、えらい気に入られてんじゃん(笑)」
『あー、、カッコいいもん、、』
男「自分で言うんだ(笑)」
だって、カッコいいもん、、
はぁ、ってため息ついていっぱいになったごみ袋を縛ろうとしたら、
男「かしてみ？」
私からそれを取り上げて縛ってくれた。
『ありがと、、』
男「ねぇ、LINE、交換しない？」
『へ？何で？あ、、』
男「いいじゃん、旦那に内緒で、、」
章「Aに喋りかけんな。」
気付いたときにはもう遅くて、マイナス１００度の氷の目をした章ちゃんが彼の後ろに立ってた。
男「何でよ(笑)あんたも琴美さんとイチャイチャしてたじゃん。」
章「俺のことはええねん。」
A、おいで、って私の腕を引っ張って抱き寄せられた。
『手伝ってくれたんだよ？』
章「ナンパもされたやん。」
全部片付け終わって、バスに乗り込む。
すばるくんが心春ちゃんの肩に頭を乗せて寝てて、
心春ちゃんが人差し指を唇に当ててシーッてするから、ウンウンって頷いた。
出発する頃にはすばるくんも心春ちゃんも寝ちゃってて、、
『章ちゃんは眠たくない？』
章「、、」
無視、、
してるのにガッチリ腰に腕を回されてて、、
多分私があの人を庇ったからだ。
『章ちゃん、怒らないで？ごめんね？』
章「怒ってへんし、、」
うん、怒ってる。
一番後ろは５人座れて、真ん中を挟んで向こうにすばるくん達が寝てて、、
「ねぇ、今度ご飯行こうよ！」
突然三女さんが真ん中に座って章ちゃんの腕を組んで話しかけてきた。
いや、、今ダメだって、、
てゆうか、私いるじゃん、、
三女「ね？奥さんも、いいよね？ご飯だけ！」
『、、いゃ、、』
章「離せ。触んな。」
三女「、、何(笑)？」
章「離せって言うてるねん。俺に触れんのAだけやし。」
ってとうとう眠れる虎を起こしてしまった、、
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∞ゆず∞(プロフ) - ひよりんさん» ブラックできゅんきゅん出来るの断トツで章ちゃんですもん(//∇//)ブラックになりつつもさり気ない優しさ出てきたり(笑) (2016年9月16日 8時) (
レス) id: 8971fdd95f (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - こうめさん» そうしてー（＠＾＾＠） (2016年9月16日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ∞ゆず∞さん» なぜかブラックなのにキュンキュンしちゃうんよねー(*≧∀≦*)萌えるわー (2016年9月16日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず∞(プロフ) - ひよりんさん» なんかわかる気がする〜(^^)きっと普段、温厚な分ギャップがカッコよさ引き立たててるんやろな〜(#ﾉ∀ﾉ)とりあえず氷の章大様にきゅんきゅんしよ(/ω＼) (2016年9月14日 20時) (レス) id: 8971fdd95f (このIDを非表示/違反報告)
こうめ - まじか笑じゃあひよりんの書いてると鼻血拭きながら読むわ笑 (2016年9月14日 20時) (レス) id: d3d7b4cec9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年8月21日 22時
