普通の女の子 ページ27
川禁止令が下されてから、
山の方に目線を向けて、生き物を探す。
エリちゃんと華ちゃんも一緒にいたけど、さっき珍しいヘビの脱け殻を見つけて、二人の目の前に
『じゃーんっ！！』
って得意気に見せたら、
「「キャーッ(＞_＜)！」」
ってテントの方へ逃げていって、それからもう戻ってきてくれなかった。
カブトムシの幼虫とか、青虫とか、これから夏に向けて大きくなる虫達がたくさんいる。
さっきの蝉は、少し焦って早く出てきちゃったのかも(笑)
柚ちゃんはお昼寝しちゃったし、女子二人は構ってくれないし、、
木の側でしゃがんで、地上に出ちゃってたカブトムシの幼虫を土の中に返してたら、
「A、何かおった？」
章ちゃんが来てくれた。
『片付け手伝う？』
「ええよ、ヒナちゃんから手伝わすなって言われてるから(苦笑)」
章ちゃんが私の横にしゃがんで、私の顔を覗き込む。
「エリちゃんと葛城が、Aにビックリしてたで(笑)」
『ヘビの脱け殻があってね、珍しくて見せたら逃げちゃった(笑)』
「普通の女の子はその反応が普通やで(笑)？」
そろそろ行くでー、って私の両腕を掴んで立たせてくれる。
『もうコテージに行くの？』
「温泉寄って、いつでも寝れる準備して飲む(笑)。」
夜はおつまみ程度のものを大倉さんが作ってくれるって。
『奥さんはいつもどうしてたの？』
「一緒に飲んでるで。」
柚はメンバーに遊んでもらってるし、彼女も楽しんでると思うよ、って。
『章ちゃんが楽しそうで嬉しい(^_^)』
いつも、私のお世話ばっかりしてるからって言ったら、
「俺はAのお世話してるときが一番楽しい♪」
『やった！』
章ちゃんと手を繋いで、長い木の枝を引きずってテントに戻ったら、ほとんど片付いてて、もう車に積み込み始めてる。
大「A、木の枝は持って帰れんで(笑)？」
『知ってますー。』
それから、すぐ近くの温泉に寄って、汗を流したあと、コテージに着いた。
残った食材で大倉さんがお料理してくれて、私たちも手伝った。
やっとビールが飲める章ちゃん達は嬉しそう。
「「「かんぱーい！！」」」
夕方までダラダラ食べてたからあんまりお腹が空いてなくって、みんな飲むばっかり。
でも、私は飲んじゃだめって章ちゃんから言われてるから、ジュース。
だから、あんまり面白くない。
夜も更けてきて、眠たくもなってきたし、女子チームは寝ることにした。
章ちゃんと二人になれなくてちょっと寂しくなった。
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8七色8(プロフ) - あっていたらごめんなさい！！読んでいてん？って思っちゃったのですが、こちらの勘違いでしたらごめんなさい！！ (2020年6月19日 2時) (
レス) id: fa7d72189f (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 8七色8さん» 変わってる！？触ってないけどなぁ、、(゜〇゜;)????? (2020年6月18日 6時) (レス) id: 709e3a84a6 (このIDを非表示/違反報告)
8七色8(プロフ) - こんばんは！久しぶりに見返してるのですが、8の我慢(青サイド)の場所変わりましたか？？ (2020年6月16日 1時) (レス) id: fa7d72189f (このIDを非表示/違反報告)
ぷあ - いつも寝る前に読んでキュンキュンしながら、章ちゃんが夢に出て来る事を祈って眠りについています。更新楽しみにしています。 (2017年2月10日 22時) (レス) id: 0cca81ed8d (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 青林檎さん» ありがとうございます(*≧∀≦*)一番だなんて(T-T)女の子の理想を書き続けたいと思います！！ (2016年5月28日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年5月17日 6時
