アホ(青side) ページ24
「こんなおじさんがクリスマスイブに予定なんかないからゆっくりやってよ(^_^)」
しばくぞ、このクソオヤジが、、
亮が、徹夜で何とか間に合わせたシステム。
昼過ぎに導入出来たら、16時には帰れる。
忘年会はもともと断るつもりやったから、Aには言うてへんけど、ちゃんと予定通り夢の国へ行ける予定やった。
けど、、
仕事納めで、まだマスターコンピューターが稼働してて、インストールも何もできへん状態で、、
冒頭のふざけた言葉を吐く、チャラチャラした男にイラつく俺。
Aから、
ー お疲れ様！あと少し頑張ってね！ ー
ていうLINEが来ても、返す言葉がない。
Aは絶対に俺の前では、嫌やとか寂しいとか言わへん。
クリスマスイブの今日のことも、保留って言うても、
「分かった。頑張ってね！」
って。
水曜日に、無理やって言うても、
「そっか、仕方ないね(^_^)」
って。
責めてくれた方が、思いっきり甘やかせるのに、Aは笑顔で応援してくれる。
分かってるねん、心では落ち込んでるって。
亮から、
「Aが妄想してたで(笑)」
とか聞いたらさ、たまらんわ、、
『亮、頼む、頑張ってくれ。』
亮「任せろ、章ちゃん。」
作業に取り掛かれたのは15時。
終わったのは19時半。
忘年会は予定通り断って、ストームを出る。
亮「華とA、△△駅のクリスマスツリーの広場におるって。」
携帯を見ながら教えてくれる。
『行くぞ。』
タクシーを止めてすぐに向かう。
亮「華には章ちゃんも行くって言うたけど、Aには内緒にしといてって言うてるから(笑)」
『ありがとう。』
亮「喜ばしたって。アイツ、めっちゃ我慢してたから。」
『知ってるわ(苦笑)』
タクシーを降りたら21時前。
亮と広場に行って二人を探そうと思ったけど、、
『おった。』
すぐ分かるわ、そのグレーのコート。
亮が隣で携帯を打って、葛城が反応して立つ。
Aが葛城を見上げて、自分の事みたいに嬉しそうに微笑んでる。
亮「じゃあ、俺行くわ。」
『おー、お疲れ様。』
一人になったAに、そっと近づく。
もうすぐ触れられるところまで来たとき、
「章大のアホ、、、」
ほんまやな、、こんな愛しい子ほったらかして、、
『ほんまに、、俺アホやわ。』
後ろから抱きしめたら、Aがビクッてして、大きい目を更に大きくして振り向いた。
『お待たせ。』
みるみる潤んでくるAの目から涙が溢れないように、目尻にキスをした。
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ひよりん(プロフ) - うさちささん» 今コメントに気づきましたー！ありがとうございます(〃∇〃) (2017年1月31日 23時) (
レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
うさちさ - 関ジャニ∞が大好きで、作者様の作品をゆっくり読ませて頂きました。もう、章ちゃんがカッコいくて感動しています (2017年1月8日 0時) (レス) id: 3f776857c5 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 式部さん» 嬉しいコメントありがとうございます！！自己満足なものですが、共感していただいて嬉しい限りです。これからも宜しくお願いします！！ (2016年5月7日 9時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - あつこさん» いつもありがとうございます！まだまだ終わりそうにないでーす(汗)頑張ります！！ (2016年5月7日 9時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - えりちゃさん» 拙い文章でお恥ずかしい、、応援ありがとうございます！頑張ります！！ (2016年5月7日 9時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年4月27日 19時
