楽器屋さん ページ40
「A、もう10時やでー。」
大好きな章ちゃんの声で目が覚める。
『おはよー(^_^)』
みんなは？って聞いたら、夜中に解散したって。
エリちゃんは大倉が起こして帰ったよって章ちゃんが私に被さりながら言う。
「ちょっと、お出掛けしよか♪」
『お仕事は(笑)？』
「終わりました♪」
『ほんとに？』
昨日みんなが帰ったあとやったって。
金曜日にはほとんど出来てたからって。
デニムのミニスカートに、ペアのTシャツを着て、リビングに行ったら、
「やから、スカート短いねんてー(汗)」
って慌ててる。
『章ちゃんいない時は着てないもん(笑)』
行くよ！って章ちゃんの手を引っ張ってマンションを出る。
『今日は電車？』
「うん、もう送って行かんでええようになったから♪」
手を繋いで、電車に乗って、
『どこ行くの？』
「楽器屋さん。」
ちょっとマニアックな駅で降りた。
知らない街だから、章ちゃんの腕に絡みついて歩いた。
フッて笑うから、
『歩きにくい？』
「んー？いけるよ(^_^)」
嬉しいなって思って、ってニコニコしてる。
２階建てのお店の前で章ちゃんが足を止めた。
「ここ。」
中に入ったら、所せましと楽器とか、機械とかが置かれてる。
店「お、やすやん！久しぶり！」
「うぃっす。」
大学時代から通ってる所で、顔馴染みだって言ってた。
店「彼女！？」
「婚約者(笑)」
『こんにちは(^_^)』
店「マジかっ！！可愛い！ヤバイな、、」
初めてだって。
彼女を連れてきたのって。
何だか嬉しくて、
『へへっ♪』
って笑ったら、
店「この子を、、、アレしたりコレしたりすんの？」
「そうそう(笑)」
ギターを見ながら答えてる章ちゃん。
店「１回レンタルして。」
「ぜっっっっったい嫌！！」
男の人はこういう会話を普通にするんだなって最近ようやく慣れてきた。
『ギター買うの？』
「ううん、ちょっと欲しい音があってな、、」
ここからは私は未開の地だから、何も言わないことにした。
お店の人と試奏しながら、日本語じゃない言葉を交わし出したから、私はお店を見学することにした。
１階で話してる章ちゃんたちから離れて、２階に上がる。
このフロアには誰もいなくて、ロックな曲がぎゅいんぎゅいん流れてる。
いろんな形のギターがあって、試奏コーナーなる所に、ボタンがいっぱい付いた、、
「マルチエフェクター？」
「興味あるの？」
金髪のロン毛のお兄さんに声を掛けられた。
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ゆりちぱ(プロフ) - お付き合いどころかもーいくらでも読みます！笑 (2016年4月17日 8時) (
レス) id: 6464ed10e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ゆりちぱさん» 終われないんですー(汗)終わりたい気持ちなんですけどね( ￣▽￣)二人が好きすぎて、、もう少しお付き合いください！ (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 章ちゃん、大学時代は相当でしたからねー(苦笑)。題名の意図を汲み取ってもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - なすえいたあさん» いつもありがとうございます！うんうん、だんだん二人に、愛着が湧いてきて止まらない感じです(*￣∇￣*) (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - 終わっちゃうんですかー(><)終わったらさみしいので終わらないでください← (2016年4月16日 16時) (レス) id: 6464ed10e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年4月6日 7時
