ペアルック ページ11
連れてこられたのは、同窓会の服を買ったセレクトショップ。
11時からのはずなのに、
店長「安田くんは、上顧客様だからね、これぐらいさせてもらわないと！」
章「すみません、助かります(^_^)」
店長さんが、ラックを引っ張ってきて、そこに服がかかってる。
それぞれすでにコーディネートされていて、、
『ペアルックみたい、、』
「正解！この旅行のテーマはペアルックです♪」
それぞれメンズとレディースの同じ型のパンツと色違いのTシャツそれぞれ２着ずつ、あとストールとハットがあって、、ストールと同じ柄の布がハットの回りを巻いている。
店長「パンツは違う日に履いた方が良いけどね。」
Tシャツとストールとハットだけで十分ペアルックになるからって。
「めっちゃおしゃれ♪」
章ちゃんはご機嫌で、
今日は、私がキレイな真っ青なテーパードパンツとストールで、章ちゃんは千鳥格子の細身のパンツとハットにした。
柄違いのスリッポンで、ソフトペアルックだ♪
鏡に二人で並んだら、
店長「すっげーな、、ちょっと、写真撮ってもいい？」
って言って、カメラを持ってきた。
でも、二人とも素人だから手を繋いで棒立ち(笑)
店長「店に飾ってもいい？完璧だわ！」
章「全然いいですよ！めっちゃ気に入ったわ！ありがとうございます(^_^)」
帰る日は、今日家から着てきた服を着ることにして、店長さんが用意してくれた物は全部お買い上げになった。
この３日間は、章ちゃんのすることに口出ししないって約束してるから、金額がエグいことになってるけど、何も言わない。いや、何も言えない(汗)。
9時半過ぎにお店を出て、指輪を取りに行く。
出迎えてくれた少し年配の女の人が、
「あら！可愛らしいカップルですね♪」
柔らかい笑顔で言った。
個室に通されて待ってたら、
白い手袋をして、小さな箱を持ってきた。
店「安田様から、後日ご相談をいただきましてね、、」
箱を手渡されて、お店の人が頷いたから、パカッと開けたら、、
『あれ？』
真っ白なダイヤモンドだと思ってたら、、
店「ピンクダイヤモンドです。お二人にぴったり♪」
淡くキラキラピンクに輝いてる。
『可愛い♪』
「包んでもらえますか？」
店「今日は着けて行かれませんの(笑)？」
「特別なモノなんで(^_^)」
かしこまりましたって言って、いつものリボンの付いた小さな真っ白の紙袋に入れて、章ちゃんが受け取った。
「行こか？」
私の手を握って、お店を出た。
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ゆりちぱ(プロフ) - お付き合いどころかもーいくらでも読みます！笑 (2016年4月17日 8時) (
レス) id: 6464ed10e8 (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - ゆりちぱさん» 終われないんですー(汗)終わりたい気持ちなんですけどね( ￣▽￣)二人が好きすぎて、、もう少しお付き合いください！ (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - 章ちゃん、大学時代は相当でしたからねー(苦笑)。題名の意図を汲み取ってもらえて嬉しいです(*≧∀≦*) (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ひよりん(プロフ) - なすえいたあさん» いつもありがとうございます！うんうん、だんだん二人に、愛着が湧いてきて止まらない感じです(*￣∇￣*) (2016年4月17日 8時) (レス) id: 6d3b1b35bd (このIDを非表示/違反報告)
ゆりちぱ(プロフ) - 終わっちゃうんですかー(><)終わったらさみしいので終わらないでください← (2016年4月16日 16時) (レス) id: 6464ed10e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひよりん
| 作成日時：2016年4月6日 7時
