32 少し休憩7 ページ32
歌仙「そうだ。
せっかくだから、この町を見て周りたいんだが、いいかな？」
和泉守「そーだな。
下見にもなるし」
A「確かに、仰る通りですね。
私でよろしければ、謹んで御案内させて頂きます」
歌仙「ああ。
よろしく頼むよ」
カヲル「ちょ、ストップストップ！」
歌仙「どうしたんだい？少年」
カヲル「あの、その服で行くんですか？」
カヲルの言葉に、3人はお互いの服装を見る
歌仙「ふむ……。
A、そのスカートとやらの丈、短すぎるんじゃないかな」
和泉守「そうだな。
いくら隠しているとはいえ、足を出しすぎだ」
2人のズレた意見に、周りはズッコケる
イリヤ「こいつら、馬鹿なの……？」
ツバキ「あの、そういうことではなく……」
A「なるほど……。
これはお目汚しを失礼致しました。
ただいま着替えて参ります」
Aもそれを不思議に思うことなく、素早く自室に戻って行った
和泉守「俺は別に良かったんだけどなー」
歌仙「何を言っているんだ。
Aは美しいのだから、大衆の目を惹くに決まっているだろう。
それで、君たちは何を言おうとしていたんだい？」
ツバキ「その、Aちゃんの服装のことではなく、お二人の_____」
A「お待たせ致しました」
数分も経たないうちにAは戻ってきた
白に藍色の藤が描かれた着物に、暗い紅色の帯
思わず見惚れてしまうほど美しい着物美人だ
歌仙「おや、その着物は初めて見たね」
A「つい先日、主様が送ってきてくださったのです」
歌仙「ふむ、主も着物を見る目がついてきたようだ」
和泉守「通常服でも良かったんじゃねえの？」
A「そうすると、髪も戻ってしまいますので」
今は臀部が隠れるほどの長さだが、本来の長さは地に付くほど長いのだ
今は軽い封印をしているため、服装も髪の長さも人間らしくなっている
だが、簪に触れ封印を解くと、いつもの戦闘服へと戻り、力もある程度解放される代わりに髪も全て元通りになる
通常の刀剣男士なら、審神者が用意した札がなければできないが、刀剣女士の持つアイテムはその機能まで備わっている
A「では、参りましょうか。
ウィリアム様には、既にお話を通しております」
先ほどまで止めていたツバキたちも、Aに見惚れていたためか、少し油断していたようで、3人の外出を見逃してしまった
ツバキ「あの3人は心配だわ！
ついて行くわよ！」
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仮面を被った猫(プロフ) - とうふうさぎさん» ご指摘ありがとうございます！これからもミスをしてしまうと思いますが、どうぞよろしくお願いします！ (2018年5月27日 23時) (
レス) id: a272e68b65 (このIDを非表示/違反報告)
仮面を被った猫(プロフ) - 妹舞さん» そう言っていただけてすごく嬉しいです！まだまだ未熟ですが、どうぞ暖かい目で見守ってください！ (2018年5月27日 23時) (レス) id: a272e68b65 (このIDを非表示/違反報告)
とうふうさぎ(プロフ) - 4話のところで「シエルは男性恐怖症」ってなってますけど女性ですよね？お話の続き更新楽しみにしてまーす (2018年5月27日 19時) (レス) id: 5da4774cc8 (このIDを非表示/違反報告)
妹舞 - 私の愛してるアプリ二つをコラボ…！そして宣伝！そして内容とてもいい！ありがとうございます！ (2017年12月16日 22時) (レス) id: dffb3f017a (このIDを非表示/違反報告)
月輝(プロフ) - おっふ...薬研ニキイケメンやな.../////((あ、マジカルデイズ名前変えちゃったんです...【ノラのパーカー】です。見つけたらヨロシクお願いします(( (2017年8月12日 18時) (レス) id: d9acc59419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：仮面を被った猫 | 作成日時：2017年3月6日 20時
