【ｄ！】死んだけど、成仏できないので働きます。 (ページ9)

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第五十二話ページ9

zm視点

あー…今日も疲れたなァー！！！！

訓練もそうやけどトントンにいたずらしてるのがバレて怒られたのはだるかった…

今度はもっと慎重にやらな！！！

いつものように自分の部屋を開けて、目に飛び込んでくるクリーパーや

たぬきやねこやすみっこ〇らしのお人形に手を伸ばそうとすると、

当たり前のように二段ベットの上から気配がする。

というか…この感じはあいつか？

気配を察せられるというよりか、

視えないけどなんかわかる程度の霊感でも持ってるんやろ、俺は。

気配って普通匂いとか音とかやもんな。

…えいや、うんなんでここおんの？

チョット固まってる俺に気が付いたのかこっちを向くイメージが頭の中で浮かぶ。

俺もベッドに座りたいと思ったから、近づいたらさらにびっくりする事が起きる。

…なんかみえるんですけど。

赤い髪、あの時のあいつや。

え？なんで？えなんでこう…スゥっってそんななんか出てくんの？

え？こっわ

普通にビビって体が固まる。

想定していなかった事態と、本当に存在してたんや…っていうのと

俺の眼がイカれたんか？っていうので頭プスプスしとったら、

そいつが手を振ってきた。

だからとりあえず振り返す。

『…あ、＿＿＿る？＿＿＿＿な、＿＿』

なんかしゃべってるんですけど

zm「え…？なんて？」

『＿！＿＿＿、あと＿＿＿＿＿ちょ＿＿』

とりあえずなんか聞こえるのでそいつの隣に座る。

うん自分でも思った。なんで俺此奴の隣に座るんや…

『あー、あー、聞こえる？』

ついには完全に聞こえるようになってしまったやんもうどうなってんの。

俺は少し間をおいてからzm「きこえる、」と答える。

するとそいつは心底嬉しそうな顔でこっち向いて反応してくるやん。

何ちょっとかわええやん()

『やったぁ、成功したんかな』

zm「何してんの？俺の部屋で」

『ア、勝手に入ってごめんなさい』

zm「いやまぁええけどさ。汚さんといてや？俺汚いの嫌やから」

『＿解！』

たまに聞こえへんくなるけど、多分今了解っていったんやろな。

ていうか、こいつトントンの部屋に飾ってあるあいつともうドンピシャやん。

もうそういう事やんな…？

この間も紙おかれてた時はビビったけど。

『俺の名前はA・アルバート。前にも言ったと思うけど、三強の幼馴染。
　ここで働こうと思ってるんです』

zm「あー…働く？」

『そうです。俺物に触れるんですよ』

次行きます！