【ｄ！】死んだけど、成仏できないので働きます。 (ページ6)

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第五十話ページ6

『俺は、グルッペン達が築き上げたこの軍と国を、
　目の前で崩れる様子は見たくない。だから、オスマンにはいない、と伏せておいてください。』

rbr「…まぁ話すにしてもまだ色々と準備が必要やからなｗ
　それからまた考えたらええわ」

そうですね、と答えるとちょうどタイミングよくマキさんがやってきた。

どうやら俺とロボロさんのお話が終わるのを待っていてくれたらしい。

mk「あ、どうも。Aさん、ご無沙汰してます」

『いや、今回は俺のために時間とってくれてありがとうございました。』

mk「とんでもない！僕に出来る事ならね、いつでもこき使ってください！」

一同は場所を変えて、あの俺のお墓もどきがある軍から離れた空き地にやってきていた。

ここだけはいつ来ても軍の敷地内なのにどこか別空間の様で、人も滅多に来ないし心地がいい。

rbr「で、何をすんの？」

『えっと、とりあえずどんな条件で物に触れられるのか、とか
　この霊力？を使って何ができるのか、とかですね。マキさんに教えてもらいながら…』

mk「そうですね。Aさんは霊の中でも特殊個体で高級霊なんで、
　一度僕が手助けしてしまえば簡単にコツ掴んでできるようになると思いますよ！」

rbr「俺はそれに協力すればええんやな、」

『はい、お願いします。』

そんな感じで、俺たちは

「物に触れる条件」と「霊力の種類や解析」を進めちゃくちゃくと絞っていった。

夕方になるころには俺はへっとへとでマキさんも若干疲れた顔をしていたが、

何とか無事成功。

rbr「よし、ほなこれで全部特定出来やった？」

『はい、、、、多分汗』

mk「お疲れ様です…慣れないことはあまり急激にやっても効率悪いですし
　疲れてしまうので、今日はこのところで終わりましょう」

霊力の訓練も兼ねてくれたマキさんにお礼をし、ロボロさんとマキさんは一緒に帰っていった。

俺はというとゾムさんのお部屋にお邪魔して謎に二段ベッドになっている上の方に座る。

今日分かったことを整理しよう。

文字数の関係で次に行きます。