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第二十六話 ページ30

『はぁ、はぁ』

sp「少し休憩しようか」


木の木陰に移動する。

体が動かないって結構きついんだな…


へぇ〜…といいながらべちょっと溶けた態勢でいると、さくっと草の音がした。

zm「なにしてんの?」

目を開けるとこちらをのぞき込むゾムさんがそこにいた。

どうやら俺がここで倒れているように見えたらしい。

近づいたら普通に意識があった&近くに神さんがいたから身に来たとのことだった。

『リハビリです、ずっと寝てたから』

zm「あー!そっか、もうやってんねやな。歩けるようになった?」

『多少は…でも疲れますね。すこし寝ていただけなのにこれだけ体がなまるとは
 びっくりしました。』

zm「カカカwせやなww俺もたまーに怪我したときリハビリきついわぁ」


大丈夫そうやな、とゾムさんが呟く。

多分、ゾムさん他に行くところがあるんだな。

なんとなくそんな感じがする。


『なので、大丈夫ですよ。ありがとうございます』

zm「せやか。んならええわ、ほなな〜」


さりげなーく別れやすい終止符を打つと、ゾムさんはすかさず瞬く間に何処かへ行ってしまった。

でも倒れているのが見えたからって仲間でもない俺のことを心配しに来てくれるのって

やっぱり優しい人たちだなぁ…


まだ異世界のことはわからないけど。


sp「あれ、さっきゾムの声がしたと思ったけど…
  はいこれ」

神さんがお水を渡してくれる。

『ありがとうございます、さっきまでいましたよ。もう何処かへ行ってしまいましたけど』

sp「そうか…ちょっとついでに頼もうと思ったことあるんやけどな。まぁいっか」

sp「ほんならまぁ少し休憩して、またちょっとリハするよ。
  終わったら少し休みでもして夕方に備えてね」

『夕方何かあるんですか?』

さくさく、と神さんが歩く音がする。

風が心地よく吹いて、運動して熱くなった体を冷やしてくれる。

神さんは振り返ってこう言った。


sp「今日から教授にこの世界の事教えてもらうんだよ〜♪」






数時間後。




リハビリ終わった…疲れた…

kn「お前貧弱やなぁ」

『いやいや…ぜぇ…』

kn「俺の部隊で面倒見たろうか?」

『遠慮しておきます(即答』


ぼふ、とベッドの上に転がる。

冷えたシーツが気持ちいい。触り心地いいよな…。何でできてるんだろ


sp「意外に頑張ったな。よぅやったわ」

kn「根性はあるな!俺は気に入ったで」


バンバンと背中叩かないでほしい。満面の笑みでやられるとなお言いずらいな。

第二十七話→←番外編「皆既月食」



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Masatoサブ@3(プロフ) - シンジンさん» ありがとうございます!亀更新&また垢消えた泣ですが頑張ります! (2023年1月6日 9時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
シンジン - めっちゃ面白いです!!!!応援してます (2023年1月4日 20時) (レス) @page47 id: 46a033504b (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - こあさん» ありがとうございます…うぉおぉぉおおやさっささっさっすぃいいぃぃい(深夜テンション (2022年12月18日 0時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ストーリー性が面白いから見てますね! (ハート押しときます!) (2022年12月18日 0時) (レス) @page46 id: b820e4a724 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - 君でしたねこれは失礼(( (2022年12月4日 17時) (レス) id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優斗_1128 | 作成日時:2022年9月24日 8時

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