第二十話 ページ23
sp「はーい。それじゃあ、今頭はいたくない？」
一回。
sp「うん、嫌なだるさとか寒さは？」
二回。
sp「大丈夫そうだね。今のところは。腕はどう？」
腕…そういえば腕に怪我してこうなったんだっけ。
右腕を見てみる。普通に服で隠されていて患部は見えないものの、
痛みはない。
二回。
sp「うん、薬もちゃんと聞いてる。大丈夫やね。もうええで。」
一回瞬きをした後、神さんはデスクのあるほうへカンペを置きに行った。
あの金髪の彼はどこにいるんだろう…
お礼しないと…
sp「今君の状況を説明するね。」
くるりとこちらを向いていった神さん。状況を説明してくれるのはありがたい。
sp「ここは我々国の最高軍医医務室。
まぁ、幹部とか？重要人物を診るのが俺。」
指を自分にさしてこっちにアピールしてくる神さん。
神さんも偉い…というか、すごい人なんだな…………
sp「んで、君は今異世界人という立場にあるんやよね。
異世界がどんなところか知るのは今君しかいない。発展している分野や
技術を狙いに君は命を狙われる」
一気にハードな話になったな…………ってゑ？
俺命狙われんの？！一般人なんすけど？！
sp「だから君は異世界人ということを匂わせなくなるくらいにこの世界のことを
知る必要があるし、他国に君が渡ることも僕ら我々国にとって脅威なんよ」
あ、つまりこの世界のことを教えて守るからって話なのか…？
sp「ということで、君には我々軍に入ってもらう」
へ？俺が軍人に？
目をぱちぱちさせていると、神さんはすこし笑った調子で俺に言った。
sp「大丈夫大丈夫、軍に入るといっても過酷なことはさせないよ。
君の住んでた世界では戦争が禁止されていることは聞かされとるからね。」
『あぁ、よかった』
思わず声が出てしまうのを見た神さんはうん、さすがに精神衛生上もよくないしと
付け加えた。
俺人殺せ、って言われたらたぶんできちゃうからあれなんだよな…
さすがに少しの抵抗はあるけども自分の命に背は変えられん
sp「んで、僕ら我々国の管理下としておけば
君に何かあったときに僕らが動ける。」
お、要は軍に入ることで管理下に置いて、俺の身に何かあったときに
助けてもらいやすくするってことか！
sp「それに敵もだいぶ減るだろうしね。僕ら結構な大国で軍事国家やから」
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Masatoサブ＠3(プロフ) - ｼﾝｼﾞﾝさん» ありがとうございます！亀更新＆また垢消えた泣ですが頑張ります！ (2023年1月6日 9時) (
レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾝｼﾞﾝ - めっちゃ面白いです!!!!応援してます (2023年1月4日 20時) (レス) @page47 id: 46a033504b (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - こあさん» ありがとうございます…うぉおぉぉおおやさっささっさっすぃいいぃぃい（深夜テンション (2022年12月18日 0時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ストーリー性が面白いから見てますね！ (ハート押しときます！) (2022年12月18日 0時) (レス) @page46 id: b820e4a724 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - 君でしたねこれは失礼(( (2022年12月4日 17時) (レス) id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優斗_1128 | 作成日時：2022年9月24日 8時
