第十七話 ページ20
sha「どうや？」
rbr「せやな…食料補足はまた部隊のやつらに任せて、
俺らも一度城に戻ろう。こいつ連れてくで。こいつは野放しにしてたらアカン奴や」
す、と少年の首元をシャオロンに見せる。
そこには、とある研究所のマークが焼き付かれていた。
sha「……確かにそいつはあかんわ。後ろにおった人気づいてたんかな？」
rbr「いや、それはない。異世界人や、こっちの事情なんか知ってるわけない」
少年を担いで外に待たせていた馬車に乗る。
os「どうだっためぅ？」
中で待っていたオスマンが聞いた。
rbr「あかんわ、異世界人はゾムに運ばせた。毒でやられとる」
os「あちゃー…とんだ災難めぅね異世界人君…ｗ」
で、その子は？と指をさすオスマン。
rbr「こいつは…連れて帰って地下の最大警戒区域の奥の牢屋に入れる。」
os「…そうめぅね、そうしたほうがいいめぅ〜」
ちら、と目を少しだけ開けて見極めるように呟いたオスマン。
ばたん、と馬車のドアを閉めてがらがら、と進みだす。
手元で拘束したまま意識を失っている少年をみつめて、一つため息をした。
rbr「また仕事が増えたな…トントンにどなられそうや」
sha「フｗ確かにそうやなｗ」
os「シャオロンも人のこと言えないやろ〜書類早く出すめぅ」
sha「ナンノコトカナー」
貴方視点
ぴ、ぴ、とどこからか電子音が聞こえてくる。
この世界にも電子はあるのか…？
すぅ、と目が覚めて光が差し込む。
『ん”…』
まぶしくて思わず声を出すと、視界の端で何かが動いた気がした。
sp「あ、起きた？」
『……？』
目の前に「神」と書かれたお面？か何かをしている人がこちらをのぞき込んできた。
うまく視界が働かず、まだぼやぼやしている為それくらいしかわからない。
消毒液のにおいがするから…病院か？
sp「俺はしんぺい。みんなからはしんぺいとか、ぺ神とかって呼ばれてるよ。
君は戦争に巻き込まれて毒にやられちゃったの、覚えてる？」
そうだ、俺は確か少年と一緒に洞窟の中にいて…
倒れたのか…やっぱり毒だったんだな…
『………』
頭がぼけーっとする。
体調は…別に苦しくはないな…
sp「まだ薬の副作用がひいてんやな、異世界人の体の勝手なんか分かれへんから
なんかあったらその隣のボタン押してな〜」
リシン＝天然毒素。猛毒であり、人体における推定の最低致死量は体重1kgあたり0.03mg。
フィクションだから細かいことは目を伏せてｎ((殴
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Masatoサブ＠3(プロフ) - ｼﾝｼﾞﾝさん» ありがとうございます！亀更新＆また垢消えた泣ですが頑張ります！ (2023年1月6日 9時) (
レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾝｼﾞﾝ - めっちゃ面白いです!!!!応援してます (2023年1月4日 20時) (レス) @page47 id: 46a033504b (このIDを非表示/違反報告)
優斗 - こあさん» ありがとうございます…うぉおぉぉおおやさっささっさっすぃいいぃぃい（深夜テンション (2022年12月18日 0時) (レス) id: e70ef9156d (このIDを非表示/違反報告)
こあ(プロフ) - ストーリー性が面白いから見てますね！ (ハート押しときます！) (2022年12月18日 0時) (レス) @page46 id: b820e4a724 (このIDを非表示/違反報告)
森の民(プロフ) - 君でしたねこれは失礼(( (2022年12月4日 17時) (レス) id: 6c1a629d1f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優斗_1128 | 作成日時：2022年9月24日 8時
