今世 ページ3
Aside
『おぎゃー！おぎゃー！』
んっ…上手く声が出ない。
確か車に轢かれてしんだはず。
自分の手を見るとムチッとしていて明らかに赤ちゃん
転生した系？
冷静な方なので真実にたどり着くのは以外にも早かった。
？「あら！不細工な子供ね！」
おい俺ら初対面だぜ？それは無いんじゃないの？
怒ろうとしても上手く喋れない。
赤子って不便。
？「こら！そんなことを言うんじゃない！お前も今日から母親なんだから！」
？「はいはいごめんなさいねぇ」
＿＿＿＿
時が進むのは早く、もう7歳。
それからの生活はかなり荒れていた。
私の部屋の隣で寝込む父親に母親は
「大切な収入源だったのに！！あんたなんかいても意味ないわよ！！」
などと暴言を吐き散らかした。
私や私の姉にも暴力を振るってきたり
我ながら酷い母親だなと思う。
でも姉は好きじゃなかった。
元々「無慈悲だね」なんて言われてたのもあるけど、姉も姉で私にあたってきたり、父親を罵ったりと親子揃って酷かった。
まぁそんなことは日常茶飯事だしどうでもいい。
今重要なのがここの世界線だ。
この世界はツイステッドワンダーランドだということ、
この国は輝石の国だということ、
…わたしのファミリーネームがダイヤモンドなこと。
ケイト先輩はシンデレラ説があった気がする。
それが本当なら私の両親は離婚して、
いずれケイト先輩と一緒に住むはずだ。
母にも遊び癖があるし。
え、推しと住むってやばくない？？
私にとっては嬉しい限りだが、
本来の設定なら姉ふたりとは不仲のはず。
…ケイト先輩にご機嫌取りなんてさせない。
私がケイト先輩の心の拠り所になる。
私がケイト先輩を助ける。
密かにそう心に誓った。
もう寝よう、
そう思ったけど。
隣うるさすぎて寝れない。←
まだ2人でガヤガヤ喚いてる。
キンキンした高い声は広い屋敷のそこら中に響き渡った。
いい加減よそでやって欲しいものだ。
そういえば記憶はそのままなんだよね。
まぁ語彙はないけども←←←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 188人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2023年1月25日 9時) (
レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
シン - え、ちょっとヤバi((あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！これからも応援します！！！！ (2021年4月4日 22時) (レス) id: d62df37396 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん姫(プロフ) - え？え？文才がもう神ですよね？え？本当に小学四年生ですか？大学四年生で通用しますよ？え？私二歳年上なんですけど語彙力がヤバいほどありません。（この文読んでわかりますよね？どれだけ無いか。）更新停止中なのが辛いなぁ。気が向いたら更新してください！ (2021年3月14日 13時) (レス) id: cabfd4d154 (このIDを非表示/違反報告)
なぎーらぶ - えっ小4……！？文章うまくてもっと上の方かと思ってました…！とっても面白いです。続き楽しみにしてます！ (2021年3月14日 12時) (レス) id: ebdc7df7a3 (このIDを非表示/違反報告)
ララーサ - ケイト先輩マジかわいぃぃ( #・#” ) (2020年11月23日 1時) (レス) id: 60e0ce23dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：餡蜜 | 作成日時：2020年10月24日 14時
