◆紙１枚 [11/01] ページ11
.
最初は優しく、撫でるように角度を変えていたキスも、
「ッン、はぁ･･･」
私が空気を求めて喘いだその一瞬で、相葉さんの舌が私の口内に侵入する。
「ゃ、ぁ･･･ﾝﾝｯ、」
引き寄せられたままだった私の腰を、相葉さんがいやらしく撫でる。
仕事終わりでパンツスーツのままの私は、なんて色気がないんだろう。
そんな事を思いながら、私は相葉さんの首に腕を回した。
すると優しく撫でられていた腰の相葉さんの手が、更に私を強く抱き締めた。
紙1枚さえも入る隙間がないくらい、私たちは密着する。
その近すぎる距離か、お酒かはわからないけれど、私の心臓は壊れるのかと思うほどに音を立てている。
「ん、待っ･･･て、お風呂、は･･･ン」
そしてそのまま相葉さんが、背後にあったベッドに私を押し倒す。
足は靴を履いたままだけど、ベッドの下に投げ出されているから今は問題ない。
「そんなんいいから。俺だけ見てよ。」
その声に目を開けると、また相葉さんが深いキスを落としてきた。
視線と舌が、同時に絡まる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮 架(プロフ) - Yumiko Haradaさん» コメントありがとうございます(*´Д｀) 大人な相葉くんを書きたかったので、バーテンダーにしてみました(笑) 蓮架もドラマ好きでした！笑 (2013年11月5日 18時) (
レス) id: 73c955a866 (このIDを非表示/違反報告)
Yumiko Harada(プロフ) - こんあいば。バーデンダーのドラマ大好きです (2013年11月4日 23時) (レス) id: a9d94a8163 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮 架 | 作成日時：2013年10月29日 20時
