カイロ・レンの妹 (ページ33)

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作者からm(._.)m ページ33

こんにちは、マサキです。

　今作、カイロレンの妹Ⅰは32のお話で終了させて頂きます。Ep7と8のお話がちょうど切りがいいので、明日からカイロレンの妹Ⅱは最新作9の内容を進めようと思います。

　ネタバレがガッツリ入るので、映画見たから大丈夫だよ！という方は読み進めてください。

　温かい声援をいつもありがとうございます！！

　そしてこれからもよろしくお願いいたします！

　 m(_ _)m
　

　【おまけに】

　ポー視点(Ep7 ポーが捕まった所)

　拘束されて身動きできない俺の前に、マスクをつけた武器な男がいる。

　散々拷問されて俺はくたくたになったが、意識だけはしっかりしていた。

　「なんだ？やるならやれよ」

　レジスタンスの情報を絶対ばらさない自信はあった。この得体のしれない男の前でさえ、俺は挑むような口調で吐き捨てた。

　「その前にいくつか聞きたいことがある」

　すると男が言葉を発した。

　「あ？」

　キョトンとする俺の周囲をゆっくり回り、男は質問を始めた。

　「A・ソロという女性を知っているか」

　俺は友人のAの可愛らしい笑顔を思い出した。

　「...ああ」

　「でも、どうしてAのことを？」

　男は俺の質問無視してそのまま続けた。

　「最近...Aはどうしている？」

　ここで急に男の様子が変わった。

　口調が柔らかくなり、なんだか温かい雰囲気に変わった。

　「えーー、元気だけど？」

　「...ならよかった」

　
　マスクの下で男が安心した表情を想像できた。

　どうしてこいつはAのことばっかり聞こうとしているのだ。

　レジスタンスの情報など、どうでもいいような感じじゃないか。

　それからしばらく沈黙が流れ、男はもう何も言ってこないだろうと思った矢先、

　「俺のことはなんか言ってた？」

　「カイロ・レンのことを？ないない」

　「...そう、か」

　すると男が落ち込んだ風に肩を落とした。何を見せられているのだと俺は混乱した。

　「Aは、これからは俺だけしか考えることができない」

　男は意を決して俺のほうに向いた。

　見えない力に俺の思考が吸い付けられた。

　「さあ、スカイウォーカーの地図のありかを教えてもらおう」