え、マジすか ページ3
僕が20年しかない思い出を振り返っていると神様がおずおずと僕に話しかける
神「……後悔は……ないんか?」
「……ないって言えば嘘になりますね、もっと他のこともしたかったし、遊びたかった…………だからといって責めるようなことはしませんけどね」
神「……優しいな、お主は」
「……初めて言われましたよ、そんなこと」
ははは、と力なく笑う
……やっぱ死ぬのは悲しいな
神「そこで、提案なんじゃが……
転生、してみないか?」
「……マジすか」
え、マジすか(2回目)
神「お主、言葉にはしていないが心のどこかでまだ生きたいと思っているだろう」
……さっき自然と自分の思い出を振り返ってたのは生きたいと思ってたからかな?
神「わしは詫びとしてその願いを叶えたい……だが生き返らせるにももう一度あの世界に返すことは出来ない」
「……というと?」
神「あの世界に生き返らせたとしてもお主の負傷した所は戻らないんじゃ、ちなみにお主はひかれた衝撃で内蔵がほぼ全滅状態、その状態で生き返らせたとしても短時間しかもたん」
うわ……たしかに結構ひかれた衝撃は強い感じはしたけど……内蔵全滅してんのか……グ·ろいな……
その状態で生き返ってもダメだって言うことは納得できるな、
「となると、どうするんですか」
神「別の世界に新たにお主に似せた器を作ってそのなかに魂を入れて転生させるんじゃ」
「なるほど…………その別世界ってのは?パラレルワールド的なやつですか?」
神「簡単に言うとそうじゃな、違うとすれば少し元いたお主の常識の世界と転生先の常識が違うことじゃな……」
常識が違う……?
まぁ少しなら大丈夫だろう
神「そう言うことじゃが…………お主はどうする?」
「転生、させてください」
もう一度生きるチャンスをくれるんだ、喜んで貰いたい
神「わかった、ならば早速準備をしよう」
少しの間待っていてくれと言い残し神様はこの場を去った
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ユキ@更新速度落ちます(プロフ) - 偉大なるベンザ様さん» ありがとうございます!!不定期更新ですが頑張ります! (2022年4月13日 22時) (レス) id: 9c1bcf52ce (このIDを非表示/違反報告)
偉大なるベンザ様(プロフ) - この小説好きです!更新頑張って下さい!! (2022年4月13日 20時) (レス) @page13 id: 05631b7c6e (このIDを非表示/違反報告)
ユキ@更新速度落ちます(プロフ) - 咲良さん» ひぇ...そんなこと言ってもらえて嬉しいです!頑張りますよー (2022年4月7日 10時) (レス) id: 9c1bcf52ce (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - ヤベェ...この小説好きすぎて尊死した...wユキさんこれからも頑張って下さいね!!! (2022年4月7日 0時) (レス) id: 50cdd463fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユキ@白と緑 | 作成日時:2022年4月3日 17時