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『 すz「 A,帰るぞ 」はぁ!? 』
隼人がそう言って後ろの扉を開けようとしたが扉は開かない.
そう言えばHR前から後ろの扉の周りは人が集まっていた.
柊「 扉は開かないよ. 特殊な鍵をかけたから 」
隼人「 ﾁｯ…さっきからわけのわかんねー事ばっか言いやがって…! 」
『 おい! 隼人! 』
隼人「 さっさとドアを開けろｯ! 」
隼人が柊の胸ぐらを掴んだ.
その時だ,その時から既に皆いつもと違う柊の様子に気づいた.
掴んだ隼人は逆に捕まれ,賢や蓮,光多も柊の前には立てなかった.
『 すず,蓮の様子見てやって. 鳩尾をやられたかもしんねーから 』
涼音「 うん…! 」
香帆「 ぶっきーって雑魚キャラじゃなかったんだ… 」
『 みたいだな. 香帆,お前は絶ッ対に俺の手ぇ離すんじゃねーぞ 』
香帆「 …わかった 」
香帆が俺の手を強く握り直した瞬間,隼人が没収されたナイフは隼人の横に刺さった.
俺は普段から喧嘩なんてするキャラじゃないし今も参加しようとは思わない.
でも,もし香帆やすずに害が及ぶようならその時は,やるしかないんだ,と自分に言い聞かせる.
柊「 んー…どうやらまだ…状況を飲み込めていないようだなぁ… 」
『 …? 』
柊「 なら…これでどうだ? 」
『 ｯ! 香帆ｯ! 』
自分の机を蹴り倒して香帆を抱え込むと同時に爆破音と地鳴りのようなのが教室…いや学校に響いた.
皆がなんだなんだと言う中,まだ状況を分かっていない香帆は僅かに震えている.
柊「 ロックを解除した. 廊下に出られるよ 」
香帆「 Aｯ 」
『 大丈夫だから,行こう? 』
廊下に出るとそれは酷い光景だった.
天井が崩れて道を塞がれている.
香帆「 どうなってんの,これ… 」
『 まさか……おい,魚住. 香帆の事頼む. もし香帆に触れようとした輩とか柊が来たら遠慮なく息の根を止めていーから 』
魚住「 えっ,あ,うん… 」
『 ｯ,おい柊! お前まさか…これ…爆弾か? 』
柊「 へぇー…流石A. 天才肌のお前なら分かったか 」
柊は高みの見物かの様に腕を組んで俺たちを見下ろしている.
あぁ…ムカつく眼鏡だ,かち割りたい.
柊「 で…どう? これで分かってもらえた? 」
柊が何かを言ってる.
でも脳がそれを受け付けない.
なんでコイツがこんな事を? なんの為に?
考えろ,俺の頭で,俺なら,
──────────俺なら?
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ろーずまりー(プロフ) - ブラコン姉さんさん» まり様は笑いました笑.東条君オチですね!考えてみます!笑 (2019年5月13日 2時) (
レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
ブラコン姉さん(プロフ) - まり様流石です…!是非俺スカも書いてください…!個人的に東条君オチを…! (2019年5月12日 3時) (レス) id: 53cfa4bcb6 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - 雛乃さん» い、妹様も読まれているんですか…！本当にありがとうございます！頑張りますね！ (2019年4月9日 20時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
雛乃(プロフ) - ろーずまりーさん» 読み返す度に妹と語り合ってますw おおお！ありがとうございます！！更新楽しみに待ってますね！！ (2019年4月9日 19時) (レス) id: 1f1a1dc789 (このIDを非表示/違反報告)
ろーずまりー(プロフ) - kk7336963さん» コメントありがとうございます！さすがにこの状態では終われないです…！更新の方はさせていただきます！ (2019年4月9日 19時) (レス) id: 87ddca98fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ろーずまりー | 作成日時：2019年3月8日 5時
